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2012年観た映画・最終回 [映画・本]

今年は映画館で観た作品を記録しようと、1月からブログにアップして参りましたが、
早いもので、最終回。いつもながら、一年経つのって、早いな~~~。

さて、第7弾となりました。第6弾までの合計30本。
楽しみにしていたもの、チケットをもらったので観たもの、いろいろありました。
年末も押し迫り、もう、映画を見てる場合ではなくなったので、これで今年は打ち止め。


最終回の11、12月観た映画は。

11月

「リンカーン/秘密の書」

チケットをもらったので、仕方なく観ました。
アメリカの初代大統領、リンカーンにはまったくの興味がなく、そのリンカーンがヴァンパイア・
ハンターだった、という、さらにどうでもいい内容の映画です。
新宿ミラノ2のキャパ580席に対して18人くらいの観客の中、ゆったりと観ることができたのが
せめてもの救いかな。


12月

「恋のロンドン狂想曲」

ウッディ・アレンの新作。
毎度のことながら、彼の作品に出たがる豪華俳優陣も、作品の魅力。
バルセロナ、パリ、ロンドン、次はローマらしいけど、魅力的な都市を舞台に繰り広げられる
ウッディ・アレンらしい人間模様。
今回はロンドン。もうちょっと笑わせてくれるのかな、と思っていただけに、ちょっと拍子抜け。
ロンドンと言う都市が地味だから、こんなものなのかな。
旬の女優さんにひどい役をさせるところが、ウッディ・アレンのコンプレックスの表れかと、
いつも気になる。
今回は、ダメな男と結婚し、夫婦ともども母親にたかる自立できない娘の役のナオミ・ワッツ。
かの売れっ子、スカーレット・ヨハンソンも、かつて、愛人をゆすり最後には殺されるみじめな
役で起用されていた。


「007 スカイフォール」

2時間20分は長すぎだよ。
楽しみにしていたせいか、あれ?って感じの作品だった。
007らしいのは、オープニングだけ?洗練された世界観も、スカッとする活躍もなく、普通の
アクション映画になっていました。
ウッディアレン作品とは対照的に、キャストに魅力がないのかなあ。
ゴツゴツじゃがいもみたいな主役のダニエル・グレイグが、好みじゃないからかしら・・・


「ホビット」

「ロード・オブ・ザ・リング」は一応シリーズ全作観たけど、それは、「ハリー・ポッター」と違い
長すぎなかったから、というくらいで、そのプロローグであるお話には全く興味がなかった。
本編開始間もなく、強烈な睡魔に襲われて、10分ほど寝たけど、ビルボ・バギンズの叫び声で
起きてからは、割りに楽しく観れた。
なんと言っても、ゴラムとのやりとり。長い時間を割いたシーンだけあって、二面性を持つ、
異様なゴラムが、気味悪いやら可愛いやら・・・。
予想に反して面白かったから、次のも観たいと思う。


画像-0001.jpg映画館も変わったなあ・・・

「ウーマン・イン・ブラック」

ハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフ君が主演のホラー映画。
ハリー役には、大きくなり過ぎていたけど、この映画の弁護士であり幼い子を持つ父親役には、
幼すぎた。
映画を見て、キャー、ってこともなくなったけど、びっくりさせようとするストーリー展開は、
ちょっとあざとい。
ラドクリフ君の努力のかいもなく、アン・ハッピーエンドな物語も救われない。


以上5作品で、2012年映画館で観た作品は35本でした。

個人的2012年ベスト3は、「ドラゴン・タトゥーの女」、「ミッドナイト・イン・パリ」、
あとは・・・「アルゴ」かな。
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2012年観た映画・第6弾 [映画・本]

9月

「メリダとおそろしの森」

諦めていたけど、3Dでもなく、字幕上映で観れるというので、映画の日に1000円で観ました♪
(3D上映はほんとに嫌いです。メガネは不快だし、画面は暗いし、追加料金は取られるし、本当の
3D効果が発揮されている映画はほとんど無いし[むかっ(怒り)]
ピクサー史上初の、女性主人公物語なんですって。
赤毛の超・縮れっ毛の王女メリダがすごく可愛い。映像も繊細で躍動感がありました。
大人でも楽しめるアニメ。

「コロンビアーナ」

マイナーな映画と思いきや、脚本はリュック・ベッソン。
「ニキータ」「レオン」の遺伝子を継ぐアクション・ドラマということらしい。
主演は「アバター」のゾーイ・サルダナ。
マフィアのボスに家族を抹殺されたカトレアという少女が、憎しみを背負ったままタフな殺し屋になる。
もともとカトレアの家族は、マフィアのファミリーだから、裏切ったり裏切られたり、消したり消されたり
という世界。その後、憎きボスをいつか倒すべく、暗殺者となって殺人を繰り返すカトレア。
愛を知らない孤独に生きるニキータやレオンの、極限の生活の中に生まれた、ほんのわずかな
幸せをも失うという、やりきれない哀しみは描けていません。
そこが平凡なアクション作品にしか見えなかった・・・。

「プロメテウス」

かなり前から、散々予告を見せられてきた作品がようやく公開です。
ぬめぬめクリーチャーは出てきますが、ストーリーに、エイリアン・シリーズとの関連性は感じられ
ない。なんだか、ご都合主義で、えー、っていう映画でした。
主役の女性科学者役の女優さん、ノオミ・ラパスっていうんですけど、美人でもなく、若くもなく、
スタイルがいいわけでもないのに、最近ほんとによく見ます。しかも大作のヒロイン役で。なぜだ?
スゥエーデンのオリジナル版「ミレニアム」のリスベット役でブレイクしたみたいだけど、ハリウッド女優
を押しのけてまで起用される理由が分からない・・・。
それよりもっと分からないのは、特殊老けメイクのガイ・ピアース。なんだったんだろう?

10月

「ボーン・レガシー」

ボーンシ・リーズ3作の主演、マット・デイモンが、おじさんになりすぎて、もうジェイソン・ボーン役が
できなくなったのか、ジェレミー・レナーが代わって主役を務める最新作。
博士役のレイチェル・ワイズがきれいでびっくりした。ダニエル・グレイグと結婚したからかしらん?
ジェレミー・レナーは、どうも腹話術の人形みたいで、かっこいいという感じじゃない。

冒頭からのストーリー展開に比べて、最後のバイクでのカー・チェイスが、長いし、つまらない。
結局、超人を維持する薬から解放された、No.5(ジェレミー・レナー)の今後の活躍に期待という
ことかな。
悪役で出ていたエドワード・ノートンは、かつて、建築家のおじいさんと大阪に滞在して
いたことがあるらしく、日本語も話せる知的な俳優さん。「お好み焼きが好きデス。」、とインタビュー
で、リップ・サービスしていました。主役を張るには線が細すぎだけど、嫌な奴とか、謎の人物の役
とかをさせたら、気味悪いくらいはまるんですよ。


「アルゴ」

実話をもとにした脱出劇を、ベン・アフレックが監督・主演。
在イラン・アメリカ大使館が襲撃され、結局あの6人が裏から脱出しなければ、こんなややこしい
ことにはならなかったんじゃあないの、という気もしますが、非常によくできた映画でした。
ベン・アフレックは、「グッド・ウィル・ハンティング」で、アカデミー脚本賞を受賞していますが、
やっぱり、実力のある人なんですね。
この前のモロッコ旅行で、イスラム世界の現実を垣間見てきただけに、さぞかし大変だろうと
身を固くして観ておりました。
万人受けする映画ではないけど、大人の視聴には充分耐えうる作品だと思います。


もう、10月も終わり。今年もあと2カ月少しとなりました。
あとは、「007」最新作と、「レ・ミゼラブル」を楽しみにしています。
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2012年観た映画・第5弾 [映画・本]

いつも映画のタイトルが不正確ですみません。公式HPへリンクさせていますので、ご勘弁を。
もう2012年も半ばを過ぎました。
この記事で、今年劇場で観た映画、現在25本。

7月

「アメイジング・スパイダーマン」

アメコミ・ヒーローものだけど、スパイダーマンは元いじめられっ子だから、陰のある俳優さんが
演じるのかな。
2002年の前作は、トビー・マグワイヤーだったし、彼も、スパイダーマンより、「サイダー・ハウス・
ルール」の孤児院の、お医者さんの助手役の方が、はまっていた。
今回の主役も、「ソーシャル・ネットワーク」に悩み多き役で出ていた、アンドリュー・ガーフィールド
という人で、どうも華がない。スパイダー・マンって、そういうもの?
それはさておき、なんか途中で、めんどくさくて投げちゃったみたいな作りでした。
ひと昔の土曜ワイド劇場みたいな効果音が鳴ったりして、びっくりした。


「ダーク・ナイト・ライジング」

内容はともかく、お金がかかってる作品でした。
低予算作品と同じ1800円で観れるのなら、ある意味お得?

マイケル・キートンのバットマン(古い!)から観ている私としては、何が何だか分からなくなって
きました。時代系列、どのへんのお話なの?今回の三部作は独立してるのね。
「インセプション」と同じ監督だから、出演者も同じ人がいっぱい。
実は、前作の「ダークナイト」も、まったく良さが分からなかったから、もう私はついていけないん
だろうな。アルフレッドがフィレンツェで休暇を過ごしているシーン(ロケはフィレンツェではないかも)
で、唯一”あ、いいな。”、と思っているようでは。
絶賛する人々が多い中、いまいちなんて、言えない雰囲気。

8月

「トータル・リコール」

1990年アーノルド・シュワルツネッガー主演作品のリメイク。
主演がコリン・ファレルなんだけど、B級映画に出ることの多くなった彼なので、どうも今回も
B級感が否めない。
でも、すごくお金がかかってたし、昔のお話も忘れてしまっていたし、期待しなかったせいか、
まあまあ面白かった。
かつてシャロン・ストーンが演じた役を、ケイト・ベッキンセールが演じていましたが、悪役が
はまっていて怖かった。彼女はすっかりアクション俳優だね。


「アベンジャーズ」

スーパー・ヒーローと、超人と、神様(!!!)と特殊能力を持ったその他いろいろとが、同じ次元で
存在してしまうという、めちゃめちゃな話ですよ。まあ、戦う相手が悪魔や宇宙人なので、
すでにどうでもいいんですけど。
アメリカではバカ入りしたという、彼の国の人たちのお気楽さがうかがえるような映画でした。
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2012年観た映画第4弾 [映画・本]

6月

ダーク・シャドウ

「アリスインワンダーランド」で、映画を観ても寝ない私が爆眠したのは、100歩譲って
コンディションのせいかと思ったら、この作品を観て、やっぱり、ティム・バートンの映画が面白く
なくなったせいだってことを確信した。
面白かったのは、「チャーリーとチョコレート工場」までだったか。
ジョニー・デップ人気で出足は良かったけど、口コミ効果がいまひとつ。
それでも、あの世界観は、ある程度のお客さんを呼ぶらしい。
「007」にも出ていた、エヴァ・グリーンが美しかった。


MIB4

ウィル・スミスは、あんなに愛嬌があるのに、すごく知的なところが好きだ。
いつも、彼の人柄を表わすようないい役が多いけど、極悪な役を演じさせたら面白いかも。
その彼も、ちょっと歳をとっていたシリーズ4作目は、意外でほろりとさせる結末に
軽く驚き。途中の強引な布石もこういうことなら仕方ないかな。
J(ウィル・スミスの劇中名)がどうやって加入したか、第1作を見直したくなった。


幸せへのキセキ

マット・デイモンって、よく「ボーン・シリーズ」の主役を張れていたな、ってくらいの、
普通のおじさんになってきた。
「ヒアアフター」のときの青年役は、自然で、初めて、この人は演技派俳優なんだ、って思った
けど、このままどんどんおじさん路線でいくのか?
もともと華のあるタイプじゃないんだけど、TVドラマではなく、映画スターで居続けるのは、
すごいカリスマなんだろう。
妻を亡くして、子供二人を抱えた悩み多き父親の役。家族のために、遺産で運営されて
いた動物園を再開するという、実話をもとにした作品。
そんな動物園に、スカーレット・ヨハンソンみたいなゴージャスなスタッフはおらんやろ。

スノーホワイト

絶世の美女の悪の女王に、脅威を与える白雪姫役がクリステン・スチュワートだったけど、
どう見てもシャーリーズ・セロン演じる女王のほうが、全てにおいて美しかった。
CGで、どんどん衰えていくシャーリーズ女王は、若い女の子の精気を吸い取って、なんとか
若さを保つ。白雪姫の心臓を食べないと、永遠の若さは得られない。
「マイティ・ソー」のクリス・ヘムズワースが、自暴自棄の狩人の役で、白雪姫を守り、
オリジナルと違って、王子様に代わり姫の呪いを解く。七人の小人も出てきました。
途中、妖精の森で、森の守り神のような伝説の白鹿が登場するのだけど、「もののけ姫」の
シシガミ様をパクってました。
感想としましては、シャーリーズ・セロンを観る映画ですね。



そして、劇場ではなく、飛行機の中で見た映画。
エミレーツ航空を利用したのですが、航空券はリーズナブルなのに(サーチャージが破格に安い
のよ、お金持ちの国営航空だから)、ハード・ソフト面が高ポイント!パーソナル・モニターはもちろん、
映画もビデオ・オン・デマンドで、選択肢が多い。
音楽チャンネルも充実していて、つれあいは、乗るのを楽しみにしているほど。
7月でマイレージの有効期限が切れるし、ギリシャ、モロッコに行ってしまって、しばらくは
エミレーツに乗ることもなさそうだけど。

2012夏モロッコ 009.jpg

そうは言っても、新作を除けば2年前とラインナップはさして変わらず、新作は劇場で観た作品も多く、
今回最後まで見たのは往復で2作品だけ。つまんなくてリタイアした作品多し。

「THE BEST EXOTIC MARIGOLD HOTEL」

ジュディ・デンチ、マギー・スミス他、豪華熟年キャストに加え、「スラムドッグ$ミリオネア」に
出てた男の子も出演。
それぞれ問題を抱えた壮年の人々が、一念発起で旅に出たも、アクシデントが重なり、
インドの辺境の、変な(!)ホテルに偶然滞在することになった。
インドの喧騒と混沌と純粋に生きる人々が、その人たちの問題を次第に解決していく?

インドってちょっと興味深い。でも、インドに行くと、世界三大ウザイ国民(モロッコ、エジプト、インド)
の国すべてを踏破してしまうから、ちょっと考えよう。今のところ、モロッコで懲りてるから。

機内では、日本語の映画ですら音声が聞き取りにくく、何を言っているかわからないのに、英語のみ
の音声でちょっとつらかった。まだ日本未公開だけど、いつかDVDが出たら見直そう。



「ALBERT NOBBS」

これも、日本未公開。19世紀のアイルランドが舞台。
アルバート・ノッブス(グレン・クローズ)は、女性という事実を隠してホテルの執事をしている。
その時代、身寄りのない女の子が生きていくには、そうするしかなかった。
他人とかかわることを避け、まじめに仕事をしてきたノッブスが抱く、ささやかな夢。
メイドの若い女の子(ミア・ワシコウスカ)に惹かれたり、出入りの職人と友情をはぐくんだりしながら、
静かに生きている彼(彼女)に、幸せは訪れるのでしょうか。

グレン・クローズがすごい。まあ、男性には見えないけど、演技力が圧巻。
美人女優で売っていないからいいけど、ある種異様な風貌に、女優生命を賭けてるのかと思うほど。
出入りの職人さん、女優さんが男装してる?グレン・クローズを不自然に見せないための
キャスティングかな。
テーマも興味深く、見たかった映画なので、これも苦労して英語で視聴。
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2012年観た映画・第3弾 [映画・本]

4月

ヘルプ

黒人は昔、奴隷としてアフリカ大陸から連れてこられた。
彼らはついこの間まで、ひとりの同じ人間として扱われていなかった。
アメリカで、奴隷から解放されて故郷アフリカに帰った人々は、教育を受けたり、進んだ国の生活を
知っているがゆえに、故郷の人々を差別し始めた。そういう差別が、政治や富の偏り、果ては
大量虐殺にもつながっていく。
人って、自分より下の者を探して差別する。
人種が同じでも、なにか無理やり理由をつけて。
おバカタレントが人気なのも、自分より馬鹿な人を見るのが、救いになるから?
アメリカ南部の使用人として使われる黒人女性を取り上げた、ちょっと胸のすく映画。

ブラック&ホワイト

「スタートレック/ネメシス」の悪者ボス役で出ていたときからトム・ハーディが気になっていた。
彼は「インセプション」にも出ていたし、今度の「ダークナイト・ライジング」にも出ているという、
相当な売れっ子俳優です。
そう、それで、彼が出ているから観てもいいか、というレベルの、お気楽作品。
クリス・パインとトム・ハーディが取り合う女性がリース・ウィザースプーンって、無理があり
すぎるよ。シャーリーズ・セロンとかならわかるけど。
でも、トム・ハーディ氏の背が低いから、シャーリーズだと無理なのだ。
リースのコメディエンヌ性も必要だし。
長身のクリスチャン・ベールと組み合う必要があるのに、「ダークナイト」の悪役できるんか?

5月

裏切りのサーカス

ゲイリー・オールドマンがアカデミー主演男優賞でノミネートされた地味ながら、丁寧に
作られた、元MI6スパイの作家の原作作品。
通常華々しく描かれるMI6だけど、現実の敏腕諜報員たちは年老いていて、孤独と猜疑心と
忍耐の日々の中で諜報活動している。やっぱりこの世界は経験がものを言うんですね。
トム・ハーディーがまた出てる!彼は下っ端現地処理工作員役(殺し屋)。適役だった。
なぜか諜報員の同性愛者が目立った。男の世界だし、特殊な能力を持った人って、多いのよね。
映画にもなったエニグマという暗号を解いた人もゲイだったし。


ファミリー・ツリー

才能あるハリウッドのプレイボーイ、ジョージ・クルーニーが、さえない父親を演じる。
日本人からしたら、普通の父親レベルなんだけど、アメリカでは、妻や家庭への無関心は、
奥さんに浮気されても仕方ないというダメ夫。
子育てにもほとんどかかわらないのも、ひと昔前の日本の普通の父親と同レベルなんだけど。
地味に暮らしているけど、カメハメハ大王の末裔なので、広大な土地を受け継いでいる。
楽園に暮らしていて大金持ちでも、苦労はあるよ、ということらしい。
マット(ジョージ・クルーニー)に降りかかる困難を、ハワイの美しさがかき消してしまう。
コミカルなシーンもあって、いい映画だけど、スクリーンで見なくても、家のソファでゆっくり
見てもいいかな。むしろそのほうが、まったり味わえるかも。


ミッドナイト・イン・パリ

このところのウディ・アレン作品は、面白くないものもあるけど、やっぱり好き。
恵比寿ガーデンシネマが閉館して、ウディ・アレン作品の上映が宙ぶらりんになって
しまっていたのが、ようやく公開。
懐古主義のアメリカ人脚本家が、タイムスリップして、過去の偉大な作家や芸術家と
親交を深める。
アカデミー賞脚本賞でノミネートされたけど、最大の魅力は、彼の作品にこぞって出たがる
有名俳優たちの演技。なんてことないストーリーでも、それゆえに、重厚で特別な雰囲気が
備わるのね。
でも、主役のオーウェン・ウィルソンの、ウディ・アレン風演技が、ウザかった。
若かりし頃のウディ・アレンが演じたら、もっと笑えたんだろうな。
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2012年観た映画・第2弾 [映画・本]

ほとんど、参考になりません。
めちゃくちゃ主観の意見です。

2月途中から

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

主役のオスカー役の男の子が、可愛い。可愛いんだけど、一人っ子でわがままなのか、
親以外の大人に対して、キツイ。言葉づかいもなってない。
複雑な子供だった・・・。そのほうがいまどきの子っぽくて、リアルだね。

3月

タイム

肉体の成長は25歳で止まる。25歳以降の寿命は、お金次第。
登場人物は、25歳の人しかいないことになるけど、追いかける刑事さんはどう見ても30歳後半。
アマンダ・サイフリッドが、着せ替え人形のようで可愛い。
同じ監督の作品、「ガタカ」のほうが完成度が高くて、斬新だった。

アンダーワールド覚醒

シリーズ第4作なんだって!ケイト・ベッキンセールのボンデージ・スタイルが見どころ?
吸血鬼と狼人間ってセットなのでしょうか?
大人気だった「トワイライト」シリーズも、吸血鬼と狼の戦いだったね。
チケットをもらったから観ただけで、ひどい映画だった。劇場もガラガラ。

ヒューゴの不思議な世界

ファンタジーは好きだけど、いまひとつテーマがぼやけて、心に残らない。
一人ぼっちになった男の子は、どうやって生活をしていたんだろう。パンは盗んでたけど。
そういう細かいところに気が行くような、平凡な作品だった。

シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム

前作は観ていない。
ロバート・ダウニー・ジュニアは、好きだけど、もっとキワモノの役をやったほうがハマる
気がする。
お金はかかっているし、豪華キャストなので、楽しめることは楽しめる。

おとなのけんか

フランスの戯曲をもとに、出演者(ケイト・ウィンスレット、ジョディ・フォスター、クリストフ・ヴァルツ、
ジョン・C・ライリーのみ)が、ほとんど一室でくりひろげるコメディ作品。
4人が芸達者なだけに、見ごたえはある。
劇場で観なくても、DVDでもよかったかな。

長ぐつをはいたねこ

シュレックに登場した、猫のプスの、スピン・オフ。
声優(アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック他)のスペイン語なまりが売りなのに、
都内ではほとんど日本語吹き替え上映だったのが、残念。
でも、せめて2Dで観れたのがよかった。
子供より大人のほうが楽しめる、シニカルな部分多し。
チビッ子たちも、あまり笑ってなかった。


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これからは、観た映画をメモしよう [映画・本]

2012年は、観た映画を記録することにしようと思います。
少しでも、ブログ記事数を稼ごうとする意図が、ないでもありません。

まず、年明けから、さかのぼって、ひとまとめに。
ネタばれしないようにしないとね。

1月
「ミッション・インポッシブル4」
トム・クルーズのイメージPV化としていた、ミッション・インポッシブル・シリーズですが、
確か3はパスした記憶が。予告が面白そうなので、久々に4は観ました。
シリーズものだけど、前作とはあまり関連性がなく、純粋なエンターテイメント作品に、
仕上がっておりました。
歳を感じさせはするものの、トムはやっぱり商売上手。
「ハート・ロッカー」に主演していたジェレミー・レナーを、あまり存在感の感じさせない役で、
キャスティングしていたり、話題の人を起用するところにソツがありません。

「マイウェイ 12000キロの真実」
日韓のデリケートな歴史部分が中途半端に描かれていて、どちらの国の顔色をも
うかがいながらのストーリーが、薄っぺらい。
これも、チャン・ドンゴン狙いの韓流おばちゃんを食い物にしている類の映画に近い。
こういうドラマは、日韓一緒に撮っちゃいけないんだ。

「哀しき獣」
またまた韓国映画。これは、2009年公開の「チェイサー」を撮った監督の作品で、
韓流イケメンがひとりも出ていない、硬派な映画です。
しかし、マフィアややくざの乱闘が、全て、ナタや包丁で繰り広げられるのには少々うんざり。
主要登場人物の、ゾンビかと思われそうな生命力は不自然だったけど、中国の朝鮮民族
という存在も認識させられて、興味深かった。
前作「チェイサー」には遠く及ばず。

2月
「ドラゴン・タトゥーの女」
ご存じ、スウェーデンのベストセラー小説『ミレニアム』のデビッド・フィンチャー監督
ハリウッド版。
リスベット役の女の子は、なんと『ソーシャル・ネットワーク』のエリカだった!
あんな保守的女子大生役を演じていた女の子が、超・パンキッシュで精神不安定な
天才ハッカー役に。体当たりと言わずしてなんという、すごい過激な役だけに、びっくり。
スタイリッシュな映像と、北欧の暗さが、映画を印象深いものにしています。
主役のミカエルの愛人役、ミレニアム編集社の社長、ロビン・ライト・ペンが、歳をとっても
すごくきれいで魅力的だなあ。
シリーズ3作のうちの第1作。次が待ち遠しい!

「J・エドガー」
クリント・イーストウッド監督作品。
FBIを初代長官として48年も君臨したJ・エドガーという人物を、レオナルド・ディカプリオが
演じています。
半分が回想録なので、老けメイクの俳優さんが不自然すぎて、リアリティがない。
J・エドガーさんの異常なまでの正義への執着が、現代の科学捜査の礎を築くことにつながった。
そんなひとは、やっぱりかなり変わっている、ということでした。

チケット 005.jpg

ユアン・マクレガーの「人生はビギナーズ」が観たいけど、早くしないと終わってしまいそう。
スクリーンで観なくてもいい作品かなあ。

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ディカプリオ…。 [映画・本]

久しぶりにディカプリオの映画を観た。

子供の頃出演した「ギルバート・グレイプ」は、映画もディカプリオの演技もとても素晴らしかった。

あれから観たディカプリオ出演の映画といえば、「タイタニック」とかウディ・アレンの映画にちょっと出てるのとかコメディ映画とか。

少年から青年を通り越してすっかりオッサンになってしまったと思っていた。

ところが先日観た「ディパーテッド」(香港映画「インファナル・アフェア」のリメイク)改めてディカプリオを見直した。彼はスゴイなー。やっぱり演技派なんだ。

悲哀に満ちた表情や陰のある演技、すっかりファンになってしまった(かなり遅め)

あの人、出演映画の選び方が悪いんだよ。ミーハーな映画や変な映画ばっかり出るんだもの。

次に公開予定の「ブラッド・ダイヤモンド」のディカプリオはもっといいらしい。わー、とっても楽しみだ。

 

 

しかし、先日のこと。何気にTVを見ていると、ディカプリオがCMに出ているではないか!

あ!プリウスか何かのCMかな?

なんて、画面に釘付けになると、

 

 

「ニシアライー!」

って、ディカプリオが言った…。

西新井に出来たマンションのCM…。

落ち目のタレントやないねんから、そういうのには出て欲しくなかった。

出演映画といい、やっぱりエージェントが悪いんだろうか?

 

 関係ないんですけど

韓国映画ってアグレッシブでおもしろい。ヨン様とかビョン様とかの日本のおばさんたちから金を巻き上げようとする類の映画ではなく、本気で作った映画はなかなか見ごたえがある。「グエムル」はめちゃめちゃ笑った。


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男前はよろしいな。 [映画・本]

このまえ、「イルマーレ」という、とってつけたタイトルの映画を観た。

主演はキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック。

観るつもりがなく、全然期待していなかったので、けっこうおもしろかった。

ロマンチックなファンタジー・ラブストーリー。

 

しかし、キアヌ・リーブスはええ男だった。

ファンではないけど、歳をとってもステキだった。むしろあの陰のあるところが、若いときよりもさらによい。

それに比べてキアヌと同じ年のサンドラ・ブロックはかなり辛いものがあった。女は損よのう…。初めて映画で見たときは、〝なんてカワイイ人なの!〟って思ったけど。

 

男前といえば、個人的にはジュード・ロウが好き。ちょっと前はジョニー・デップ。これは定石ね。

ジュード・ロウはハナかんだハンカチ、またポケットに入れそうだな。イギリス人だもんね。 

 男が惚れる男前とは違う

 

日本人でいえば誰かな。あの子よろしいな。塚本高史くん。

オダギリ・ジョーもアバンギャルドでいいな。 

 

いずれにせよ、鑑賞用です。

 


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途中でリタイア「SAYURI」 [映画・本]

日本が舞台の映画だと思っちゃいけないと自分に言い聞かせても、日本の美意識が疑われるのは抵抗あるんです。

火打石から激しく火花が散ったり、日本髪が違っていたりはいいんです。

陰湿な女の世界を、降り続く雨で表現しているのも、日本の雨の美しさにはつながっていなかったり、SAYURIさんをはじめ、みなさん(もちろん中国の方々)がオーバーアクションだったり。

アメリカ映画だから、髪を引っ張られて、「アウチッ!」って大口開けて痛がってもいいんですけど、忍耐がないんですよ。主人公がライバルをチクったりね。肝心の忍ぶ強さがないんです。

 

細かいことをいってはいけないんだけど、とどのつまりは映像が美しくないので、これが日本風だと思われたくないんです。

でも、日本の俳優さんたちはよかった。

 

そうこうしている間に、持病のメニエール病の発作が起こり、洗濯機並のめまいが襲来!ほうほうの体でロビーに出てぐったり。

まだ半分くらいしか観ていないのに!しかも不運なことにつれあいと別れて映画を観ているので、あと2時間近くは迎えに来てくれない。(ちなみにつれあいの映画は「なんとかの大和」めちゃよかったらしい…)

 

メニエール病も1年半も患ってると、だんだん解ってきたぞ。

 

年末年始の疲れが引き金になっているのね。耳がつまった感じの時には人ごみに行かないこと。

ああ、バーゲンも行けないわ。

  日本はもっと美しいのよ

あ、「SAYURI」でしたね。筋もだいたい読めますし、続きを観たいとは思いませなんだ。

 


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