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倉吉と三朝温泉 [旅 日本]

放置していた2022年2月に行った山陰の旅の続きの記録を。[たらーっ(汗)]

東郷温泉を後にして、倉吉駅へ。
三朝温泉の宿の車がピックアップしてくれるまで、レンタサイクルで倉吉観光。

古い街並みが残る倉吉、その先にある関金温泉といういい温泉地(山守駅)まで鉄道が
通っていたのに、廃線になったんです。
その線路跡が散歩道になっており、雪の積もる道をタイヤをとられながら走ってみるが、
雪のない時に走りたかったな。

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IMG-3705.jpg名物・内吹公園だんごを本店喫茶室でいただく

散策の後、古い店構えの食堂でランチをとり、駅に戻って自転車を返し、宿のバスで
三朝(みささ)温泉へ。

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IMG-3732.jpgいつになくごちそうの宿

お得なプランで宿泊しましたが、お湯は塩素循環大箱の宿。
豪華な施設にお風呂もたくさんあり、いつにないごちそうでテンションは上がる。
しかし、私は部屋の扉にカギが付いていなくても、食堂で丸椅子に座って粗末な晩ごはん
でも、極上のお湯の宿の方がいいな、と。

IMG-3745.jpgバケツ一杯くらいにふくらんだ

帰る日の午前中、鳥取駅近くの産直市場で買ったベビーリーフの大盛りパック350円。
帰って水に浸けると2倍になって、3日間食べられた。
ハッキリ言って、これが一番収穫か?




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まずは東郷温泉 [旅 日本]

関西に戻って初の温泉旅。
ちょっとノルマ感を軽減するために、刻んでまいります。


そんなわけで、交通費を安く上げようと、神戸から鳥取駅まで高速バスで。

IMG-3665.jpgひとり片道3500円は特急の半額!

運賃は安く所要時間も鉄道より短いんですから、いいとこだらけ。
バス旅も割に好きなんです。

鳥取は何度か旅をしていて、鳥取駅も降りたことがある。
その時は、冬でもっと暗く、確か駅前のおじちゃんが握るお寿司屋さんでランチをした。

今回は、ちょっと歩いて見つけたよさげなイタリアンでランチ。
天気もいいし、昼からビールとワインは、旅の醍醐味だ。

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パスタランチは900円。お肉(ポークステーキ)ランチは1000円。サラダもパンも
付いて値打ちがありました。

IMG-3667.jpg歴史ある地元の映画館

駅に戻り、今夜の宿まで普通電車に乗ります。

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やってきたのはコナン列車。鳥取県はコナンとゆかりがあるらしい。

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日本海を見ながら小一時間。

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駅から歩いて5分くらいのところにある東郷温泉、日本初の国民宿舎が今夜の宿。
源泉かけ流しの豊富な湯量と、湖を臨む景色も立地もよいから、第一号なのね。



一泊1万円ですので、夕食にはカニは供されません。
我々は、カニがあまり好きではなく、カニより地元のお魚が目当てなので、問題なし。

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ひととおりのお料理が並びます。お肉はちゃんと和牛の風味。

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宿泊客はそこそこいますが、お風呂は常に貸し切り。
飲泉は不可だけど、一応、源泉かけ流しのよう。
衛生的に夏は若干の塩素が加えられるらしく、泉質にうるさい人もあまりいないんですな。



鉄腕DASHの0円食堂で、確か鳥取県でのロケは食材もあまり集まらず、最後の食事の
時も、地元の人は2人しか来なかったから、寂しいところなのかと思っていた。

鳥取には、ああいうやらせ番組おきまりの、テレビ的に好まれるノリのいいお調子者が
いないだけなんだろう。


実際は、フロントも食堂もスタッフはみなさん地元の方々の様で、非常に親切で感じが
良い。むしろ、リーズナブルな宿泊料金にもかかわらず、温かい接客や細やかな気配り、
労を惜しまない態度に感動さえ覚えたくらい。

温泉も食事も、気持ちよく過ごせた日本第一号国民宿舎でした。





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甘味より野菜 [旅 日本]

鳥取県の温泉に行ってきました。

温泉のことはのちほどで、まずは新鮮なうちにお土産ネタ。

田舎に行くと欲しいものはとれたて新鮮野菜。
鉄道の旅なので制限はあるけど、帰りにいろいろ買ってきました。

IMG-3744.jpg山盛りベビーリーフ350円

あとは、キャベツに小松菜、黒豆の味噌、切り昆布、国産きくらげ、唐辛子、月桂樹・・・。

他にも欲しいものはいっぱいあるけどこれくらいに。

早速帰って食べましたが、ベビーリーフは感動の美味しさ[ハートたち(複数ハート)]
ふたりで2日たっぷり美味しくいただきました。



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久々の関西 [旅 日本]

10ヶ月以上ぶりに飛行機に乗って関西に帰りました。

今回の目的は、第一回家リサーチ。
伊丹空港IN/OUTで神戸へ、2泊3日の行程です。
関西に帰る日もはっきり決まっていませんので、実家にも言わず、ホテル宿泊。

伊丹空港から三宮に移動して、ネットであたりを付けていた不動産屋さんに飛び込み訪問
作戦です。


さて、我々のターゲットは中古マンション。
東京都心と比べて、関西の物件は価格は全然安いけど、数は少ない。

ネットに出ているものは売れ残りもあれば、たまたま出てきた物件もある。
いつ行ってもいいものがあるとは限らない。
だから今回は、しばらく離れている間に変わっている地域性などを見るための旅なの
でした。

結局、部屋を見せてもらえると思っていなかったのに、7件ほど見学することができました。
二人ともハイカットのスニーカーとブーツで行ったのに[たらーっ(汗)]

しかし、王子公園や春日野道あたりの商店街が、完全に死んでいたのには驚いた。
かなり前からなんだろうけど、東京のシャッター商店街どころの騒ぎじゃなかった。



明るいうちは家リサーチに費やして、初日の夜は、いつぞや香港、台北と旅をした
Kちゃんとランデブー。
2日目は阪急電車の高架下の居酒屋~元町・南京町~三宮と、つれあいは毎晩飲み放題、
ほぼ旅行気分ですわ。

IMG_6014.jpg南京町はひっそりしていた

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品川区の、超・便利な路地裏に住んで15年以上。
これからは便利さより環境を重視したいと、緑の多い場所を探しています。


やっぱり家はご縁ですな。


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お蔵入りシリーズ・肘折温泉 [旅 日本]

6月半ばだというのに、この暑さ。
今年の夏は、いったいどんなことになってしまうのだろうか?

そんなぐったりするような暑さに、肘折温泉での涼し気な一枚をどうぞ。

IMG_2105.JPGずり落ちながら凍ってカールしたつらら

梅雨は始まったばかり。
急に寒くなる日もありますので、みなさん、体調を崩されませんよう。


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プチ湯治で学んだこと [旅 日本]

プチ湯治も、そろそろ気が済んだ感があります。

IMG_4025.JPGアジサイ?

3泊4日の滞在中、温泉に入りすぎて極度の乾燥肌に陥りました。

激寒の中10キロ近くウォーキングしたため、膝を冷やして痛めてしまいました。

IMG_4018.JPG1時間歩いて着いた神社は雪の中だった

これ、去年と同じパターン。

去年の膝なんて、相当長く具合が悪く、完治するのに半年以上かかったのを、
またしてもやってしまったという。

温泉なんて、一日に3回も入るものではないんです。全身の脂がとられるんです。
いくらお天気が良くても、氷点下近くの気温の中、ウォーキングすると、膝を冷やして
しまうんですね。

痛い目に遭って、今更ながら学習しました。

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混浴露天風呂(熱すぎ)と唯一の源泉かけ流し薬師の湯


いいことと言えば、自炊で調節できるため、食べ過ぎにならないこと。

IMG_3990.JPG必要最低限
IMG_3991.JPGこれ、どうやって使うの!?

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宿にけっこうな食堂があり、持ち帰りも出前もできる!

IMG_E3947.JPGIMG_E3995.JPG

初日は、花巻駅から歩いたところにある、道の駅のようなショッピングセンターで、
手作りのおかずやパンなどいろいろ買い出し。
次の日は、宿の食堂で貝尽くしのお刺身を部屋に持ち帰ったり。

IMG_E4001.JPGIMG_E3998.JPG

朝ごはん定食も、予約しておけば650円でいただけます
炊いたご飯のみも購入可能で、炊飯の必要なし。


ひとりで泊まっている人も多く、自由度の高い湯治宿です。


新幹線代がかさむのが辛いけど、やっぱり北東北まで来ないと、こんな旅はできない
のね。


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恒例二月のプチ湯治 [旅 日本]

2月中に触りの部分だけでもアップせねば!

肘折、猿ヶ京と続き、今年も年末年始の疲れを癒すべく、プチ湯治の旅に行って参りました。

IMG_3923.JPG久々の東北新幹線
IMG_3932.JPG東北新幹線から富士山![目]


今年の湯治宿は、南花巻温泉郷の大沢温泉湯治屋。

IMG_3952.JPG雰囲気抜群[雪]

花巻温泉郷は、数年前、近くの鉛温泉・藤三旅館に泊まったことがありまして、その時
から大沢旅館は知っていました。

当時は泉質的なこと(循環や塩素添加など)を鑑みて、泊まるには至らなかったんですが、
今回、湯治宿を探していて、大沢温泉ほど昔ながらの湯治宿のシステムを残している宿が
他になく、交通アクセスも良いので再度花巻を訪れてみることにしました。

大沢温泉こたつ.jpgIMG_4003.JPG
IMG_4007.JPGIMG_4006.JPG

見事なまでの”昭和”感。

肘折温泉以来の、100%湯治システム。
隙間風というより、低気密&低断熱ですので、お部屋にこたつとストーブは必須です。

IMG_4004.JPGIMG_4044.JPG

いろいろな棟があって、価格に寄ってお部屋が違うと思われます。
高級な本館もありますが、そちらの宿泊客も湯治部のお風呂に入りに来る。

卓球台(1時間100円/1人)もあります。

IMG_4030.JPG1時間熱戦を繰り広げた

詳しいことは、大沢温泉湯治屋でググるといろいろ宿泊記が出てきます。




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珠江デルタの旅・マカオから鉄道で広州へ [旅 日本]

今思えば、ひと月ずれていたら、ヤバいことに、いや、行けてなかった中国旅。 現在、鉄道で中国から香港に入れない状況になっているから、ホント危なかった・・・。 そういうわけで、遠い過去のような旅のレポートの続きを。


あっと言う間の滞在を終え、朝8時過ぎ、ホテルの前の小ぶりなバスターミナルから
マカオ/珠海ボーダーゲートへ向かいます。

路線バスで行ってもタクシーで行っても所要時間はたいして変わらず。
なんと、ボーダーゲート行のホテル発無料バスもありますが、始発は10:00以降だから
間に合わず。

無事20分ほどで終点ボーダーゲートに到着。料金は6マカオパタカ(香港ドルも可)。

さあこれから、マカオ出境→中国入境(イミグレーション)→チケット発券の難関が
待っています。10:11分の高速鉄道に無事乗れるか!?(乗れないと困る)



土曜日の朝のマカオ→中国の人の流れは、外国人ほとんどなし。
審査の所要時間もほとんどかからず、するっと珠海に入境します。

珠海ゲート前はこれからマカオに行く人たちなのか、なんでかすごい人です。

IMG_3533.JPGごった返す珠海ゲート前

珠海駅はゲートを正面にして右側。
Trip.comで予約した切符を発券します。
e-Ticketだからそのまま乗れるとか、送られてきたメールにあったけど、それらしきものは
添付されていない。
そんな不確かなことを真に受けてドツボにはまるのはごめんだ。

IMG_3536.JPG珠海駅構内
IMG_3537.JPG北京西まで乗りたいな

大変な思いをして、チケット発券完了。
中国人と言うのは、ホスピタリティ精神ゼロだ。皆無だ。マイナスだ。

IMG_3544.JPG一応新幹線の体
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北京西駅行き高速鉄道にやっと乗り込む。
あー、最大のミッション、クリア。しかし驚くべきことに新幹線が早発する。

途中で乗ってきたお兄さんの荷物が越境して私の膝に当たったまま、というね。

IMG_3550.JPG「ちょっとゴメンね」的なのはあった


1時間ほどで広州南駅に到着。

1100万都市広州には、他に広州駅、広州西駅、広州東駅などがあり、広州南駅は高速鉄道
の駅で、広州中心部までかなり離れている。

IMG_3551.JPG春節前の広州南駅は危ないらしい


地下鉄もあるけど、荷物もあるしタクシーで中心部まで。
今回は中国人の知人が一緒なので、楽勝!
そして中心部まで50分くらい乗って75元(1000円強)だから、タクシー代はとっても安い。

IMG_3554.JPGこれも風水的建物ね

中国的建物や高層ビルを見ながら、ホテルへ向かいます。

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江珠デルタの旅・マカオ篇③ [旅 日本]

マカオには、狭い範囲になぜか20以上も世界遺産があるんです。

世界遺産の認知度がまだ低かった昔、乱発しすぎたんだろうな。
京都なんて、宇治、大津までセットで一つ扱いじゃなかったかしら?


それはさておき、マカオの世界遺産はかなりの数、歩いて回ることができます。

てか、教会とかの建物、もうどうでもいいんですけどね(こら)。

IMG_3522.JPG表面だけで裏の建物なし!
IMG_3521.JPGすごい観光客の数

お昼は地元食堂でローカル飯をいただいて、夜はマカオ名物ポルトガル料理と決めていました。

と、いっても、地元のマカオ風ポルトガル(ポルトガル風マカオ?)料理屋さん。

IMG_E3523.JPGIMG_E3525.JPG

ここもまた、地元の人が利用するお店のようで、待ち合わせするおばさんやカップル、
家族連れなどで賑わっています。
私たち外国人が訪うと、お店のご主人が世話を焼いてくれ、日本の雑誌やガイドブックの
カラーコピーを持ってきて日本人の知名度をアピール(笑)。

お蔭で分かりやすくてオーダーがスムーズに運びました。


まずはボトルワイン(1リットル!)とビールを頼み、突き出しのチーズとパンが出てくる。
ポルトガル風野菜たっぷりテールシチューと、ヨーロッパ大西洋側で名物のバカラオ
(タラの燻製)のサラダ。干しダラは戻し足らずややしょっぱい。ニース風サラダみたい
な感じかな。
不思議な突き出しのチーズが美味しい。

IMG_E3526.JPGIMG_E3529.JPG

トマトベースのマイルドなお味なので、ホッとする美味しさ。

ちなみに、マカオでは香港ドルも使えます(ちょっとレートが損)が、おつりはマカオ・
パタカで戻ってきます。
でもこちらのお店、外国人だからか、香港ドルでくれるという良心的さ。ありがたい!


食後のお散歩がてら、世界遺産めぐり。古いのはどれも世界遺産と思ってよし[たらーっ(汗)]

IMG_3514.JPGIMG_3517.JPG
丘の上から、例のホテルを狙い撃ちだ

人は親切だし、街も奥が深そうで魅力的。
またいつかゆっくり来てもいいかな。


いよいよ明日は、マカオ⇔中国ボーダーゲートから広州への移動。



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堅過ぎる女将さんの宿 [旅 日本]

湯の小屋温泉というひなびた温泉地に、4部屋のみのステキな温泉民宿をみつけた。

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建物の外観は普通のお宅のようだが、内部は光取りの窓や幅の広い階段など、建物の
随所に工夫が見える。
内装は民芸調に整えられ、あちこちに鉢花や素朴な切り花が飾られて感じが良い。
これで一泊二食で約1万円は、かなりコストパフォーマンスが良いと言える。


前日越後湯沢では雨でハイキングはお預けだったので、早めに宿に移動して荷物を預け、
近くを歩くことにした。

水上駅から路線バスで50分。
5分ほど歩いて宿を訪うと、女将さん慌てて名簿を確認する。
そして「まだ掃除ができていない」と、かなり困惑した表情。

「いやいや、荷物を預かっていただいて歩いてきますから。」とお願いする。


ダム見学と昼食後、ダム沿いに歩いて車両通行止めの道路から山に入り、雨のせいで
かなり荒れた山道を下って宿に戻ったのがチェックイン時間3時の10分ほど前。


手続きをする際、山を越えてきたと話したら、
「あそこは通行禁止じゃなかったですか?」
怪訝そうに尋ねる女将さん。
山と高原地の地図を見せて、「この地図のハイキング・コースですよ。」と話すと、
「あそこは工事中で、入っちゃいけないはずなんですけど・・・。」と相当訝し気な様子。

・・・・なるほど・・・。



露天風呂と小さい内湯のふたつのお風呂はどちらも源泉かけ流し。
これを4部屋の客で、フロント前の木札を操作して貸し切りで使用する。

なかなかシステマティックだけど、男女別のお風呂がないので、入りたいときに入れない
ことがあるのは仕方ないかな。
IMG_3142.jpgIMG_3146.jpg

夕食は18:00から、お客さんみんな同時スタート。

この日はラグビーW杯のフランス×イングランド戦と日本×南アフリカ戦があった日。
まさか日本が決勝トーナメントに進出するとは思っていなかったから、TVがあるか
どうか心配だったけど、幸い部屋で観戦することができた。

1点差でイングランドが劇的な勝利を収めた一試合目の終了が18:05で、女将さんが
呼びに来た。


急いで食事処の席に着いたら、皆さんお揃いで、揚げたて天ぷらが既に2品お皿に。
女将さん、天ぷらを運んで来る際、お料理の説明もしてくださる。

厨房に戻る前にお酒を頼んでおこうとすると、
「先にお料理の説明をさせていただきますか?[むかっ(怒り)]
と、軽くたしなめられる。

そうよね、そりゃそうよ。遅れて来ておいて、人が説明している時に酒のオーダーとは、
これだから酒飲みは嫌なのよ[パンチ]

「あ、すいません、はい。」と、笑ってごまかす私。

IMG_3151.jpg器も凝っています

しかし、食事スタートと同時に天ぷらとは。
前菜は置いといて、どんどん乗せられる天ぷらを温かいうちに必死に食べる。


19:00から日本戦なので、いつもより急いで食べ、飲みかけのお酒やお漬物を持って
部屋に引き上げたけど、あまり落ち着いて食事できる感じではなかった。

宿稼業って相当な肉体労働。
食事もさっさと終えてもらって、早く片付けて休みたいのも当然。

年配のご夫婦だけで営まれている民宿なので、基本セルフサービス。
なるべく運営側に負担が少ないように、紙コップやペーパータオルなど、使い捨ての
備品が使用されている。


たまに行く那須の温泉宿なんか、夜8時になっても到着しない客がざらで、それはプロの
宿だから対応できること。その分、宿代も高い。

IMG_3156.jpgお米も美味しい

翌日、美味しい朝食をいただいた後、予約していたお弁当を持って、朝から紅葉狩り
に出かける。

お昼時、包みを開くと、おにぎりは手作りのフキ味噌や佃煮が入った愛情のこもったもの
だった。たんぱく源のゆで卵に添えたお塩も山椒塩で手が込んでいる。


困惑、戸惑い、訝し気、(ちょっと)怒り、と、いろいろな表情を見せた女将さんは、
おそらく真面目過ぎる方なんだと思う。


私はふざけた人間ではありますが、割に気を遣う方だし、意外とキッチリしていて
基本マジメ(いや、見知らぬ人に笑われたり怒られたりすること、けっこうあるな。
中国奥地の夜行列車で、車掌に怒られまくったし)なんですよ。
そんな私が、宿に”硬さ”を感じたのは初めてのような気がする。


つれあいは、いつもの「関係あらへん」で、何も気にしていないけど、ふと、帰りの
路線バスで、スマホの写真を見せてくれた。

IMG_3200.jpg宿で珍しいね

堅過ぎるよね。

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