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ドライいちじくは国産で [食べる・呑む]

新疆ウイグル自治区カシュガルのスーパーで、高級ドライいちじくを買ってきました。

普通のドライいちじくより小さめで硬さがあり、いちばん高いもの。
と、いっても100g300円くらいだけど、ほかのドライフルーツより数段高価。

DSCN9428.JPG直径1.5㎝ほどで歯ごたえあり


キャニスターにまだ残っていたのを思い出し、(つれあいは丸ごと、私はチビチビ)
食べていると・・・、

「おや?アリ?」

「あれ?どこから?」

「・・・・・・。」

よおくテーブルを見ると、いちじくの周りを小さな虫が何匹も歩いています。

「ちょ、ちょっと待って[がく~(落胆した顔)]




ネットで調べてみると、”イチジクコバチ”という虫がいることが分かりました。

しかも、イチジクとイチジクコバチは、”共進化”といって、受粉・結実には無くては
ならない関係らしい。

「おえええええーーーーーーーッ!」


てえことは、買って来たばかりの5月にムシャムシャ食べた時は、いちじくの中は卵の
状態で、2か月経った今は孵化して成虫になっていたということ?



ちなみに、日本のイチジクは外国産とは品種が違い、虫による結実をしないそう。
そして、気候が寒すぎるため、イチジクコバチは生きられないとのこと。

輸入食品店で、ドライイチジクをよく見かけるけど、それらはしっかり検品された商品
らしいです。検品ってねえ・・・。
身体に害はないらしいけど、そんなこと聞いてなかったわ。


てなわけで、残ったドライいちじくはゴミ箱に直行。

やっぱり中国奥地はワイルドだ。

お土産にあげた友達には黙っておこう・・・。

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北京・胡同散歩 [旅 外国]

敦煌からひとっ飛び。最後の滞在地北京に着きました。飛行機は早いわ[たらーっ(汗)]

今回のホテルは空港線始発駅・東直門まで歩いて10分ほどのところ。
翌日は朝のフライトなので、タクシーや空港バスは避けたい。
ほかの交通機関を使わず歩きさえすれば空港鉄道駅にたどり着けるのが一番です。

まあ空港鉄道といっても始発が6:00で、駅入り口が開くのが5:50というあまり
使えない空港線。始発に乗ってターミナル3着は6:21。
チェックインカウンターに着くのはフライト時間の2時間前を切ってます。

北京空港公式HPや中国の航空会社HPでは「4時間前に空港に来い」と書かれていて、
実際ガラガラだった烏魯木斉の空港ですらも3時間以上前となっていました。
つまり、「中国の空港は大混雑」ということが言いたいわけで、北京空港においては
それは間違いない。
優先チェックインがなかったら8:25発のフライトにはきわどかったのかも。


さて、ホテルは入り口がとても分かりづらい。
名前からして古いホテルかと思ったら、レジデンス・ホテルみたいな感じ?

IMG_2516.JPG北京乾元国際商務酒店

IMG_2517.JPGフロント(6F)が分かりにくい

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見晴らしもよく、大きなバスルームにウォークインクロゼット、充実した設備でお値段
11000円ほど。早朝出発なので、朝食は無し。
建物の一階には稲香村と言うメジャーな地元お菓子屋の大きな店舗があり、お土産調達
にも便利。再訪は微妙だけど、このホテルはリピート決定です。

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贈り物用お菓子の詰め合わせ:めちゃくちゃ繁盛しています ほかにもばら撒き菓子多し



北京滞在は午後いっぱい。
15年前に来たとき、故宮や万里の長城(慕田)、メインの繁華街などひととおり観光
したので、今回は同じような繁華街はもういいから、ホテルの周りの胡同歩きをする
ことにしました。

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生活感はあるけど、街並みを残すために整備されている感じがする。
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なんかね、歩いているとやたら顔に白い綿のようなものがまとわりついてきます。
口にまで入って来るうっとおしさ。なんだこれ?!

帰って来て調べると、柳科の樹木の実かなにからしく、5月ごろに大量に飛び始めるそう。
空気は悪いはPM2.5は飛散するわ、さらにこのフワフワかい。
15年前は飛んでいなかったと思うのだけど。

思い起こせば、先日行った上高地でも飛んでいたのは同じものだった!場所が違うと
こうも違うか・・・[ふらふら]



胡同歩きはとっても楽しいです。
街はどんどん開発されているけど、広大な北京、あちこちに古い街並みが残っています。
こういう風景が無かったら、北京はすごく味気ないと思う。

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西域の旅ではおおむね美味しいものが食べられて苦労はなかったけど、最後の夜は
ちょっとマシなモノが食べたい。
でもなあ、レストランを調べように検索サイトが規制されているからトリップアドバイザー
のアプリくらいしか使えない。
日本食を熱望するつれあいを無視し、サイトで見つけたホテルから徒歩圏の花家怡園へ。
在住日本人らしき人々も見かける、人気店の様。

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なにこれ!?美味しい!と思ったキャベツの和え物は、なんのこたない、オタフクソース
の味でした(馴染みのある味なはずだ)。
ひとり用北京ダックはほんの少量。どうってことなかったので、写真が少ない・・・。


夜ごはん後も引き続き胡同散歩。

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都心だからか治安はまず問題なし。しかし北京にもやばい所はあるだろう。
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IMG_E2559.JPG断然テーマパークよりこっちだわ

大きな通りの向こう側ににぎやかな胡同があったけど、時間切れ。
コンビニでお酒を買って、ホテルの広いお部屋で中国旅最後の夜を過ごしました。
フロントに頼むと氷も持ってきてくれたし、なかなかのサービス。


くたびれ果てて就寝したその夜、私だけ顔面を複数個所、蚊に刺されて苦しむことに。
蚊取り線香を持参しているにもかかわらず、いや、あの部屋で煙を出したらおそらく
警報が鳴っただろう・・・。

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たまにはゆっくり敦煌山荘 [旅 外国]

莫高窟観光も終え、やっと一息。街まで戻り午後は敦煌の街を散策。

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お昼ご飯は屋台村の中の一軒で、汁麺を頼んだつもりが出てきたら予想外の皿うどん。
不味くはないんだけど、不思議な味。
やっぱりキムチ的な味がするんだよな。西域は朝鮮民族の影響があるのかもしれない。

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おやつに、いま一つ甘味に欠けるフルーツ盛り合わせを道端で食べる。

DSCN9395.JPGDSCN9392.JPG

賑やかなエリアを外れると、開発を免れた古い街並みが。

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IMG_2486.JPGこういうエリアが楽しい
IMG_2483.JPGちょっと異質な空気が流れる

人は住んでいるようだけど、おそらくそのうち郊外の新興住宅地などに引っ越しさせられ
るんだろう。歩いていても歓迎されていない感じがする。


路線バスでホテルに戻り、山荘内をお散歩。
敷地が広く、ランニングコースもあるくらい。
裏庭にポツンと枯れた木を彫刻した菩薩さまがいらっしゃった。このへんはやっぱり
すごいわ。

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アトラクション好き観光客のために、プロジェクション・マッピングやショーの舞台が
あります。屋上のバーで飲んでいてもうるさいのなんの・・・。


最後の夜はホテルのレストランでお鍋のディナー。

IMG_2510.JPGIMG_2508.JPG

お鍋の具にマッシュルームとあったから、キノコを想像したら、やってきたのは大量の
キクラゲ。おそらくこの滞在で1年分のきくらげを食べました。
ワインもあるし、野菜が大量に採れて満足。お値段もリーズナブルなホットポットは
おススメ。


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いろいろな関門もやり過ごし、やっとゆっくりとした滞在となりました。
ちなみに、中国内陸部のホテルにはほぼ湯舟がないので、お風呂に浸かるという概念が
無いよう。
しかし、敦煌は冬はマイナス10℃くらいになるせいか、バスルームに漬物用のような
足湯用バケツが置かれていました。日本人のリクエストかもしれない。

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真っ黒の漢方チックな液体入浴剤を入れてベンチに座る。
ふむふむ、寒い時にはありがたいだろうな。足の疲れも取れて、これは使えますよ。


翌日、敦煌の空港まではホテルのバスが無料で送ってくれます。
やっとゆっくりできたかと思ったら旅はもう終わり。

最後の北京へ飛んで一泊します。


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パンダの成長を刻む [気になること]

先月、ミュージアムパスで入場無料の上野動物園に行ってきました。

私は非常にパンダに縁のない人間でして、生まれてからこのかた、この歳までろくに
パンダを見たことがありません。

中学生の時、軟式テニスの大会で上京した際に上野動物園に行ったら、パンダ館は休館
だった。
神戸ポートピアランドのパンダ館も休館だった(今はもうない)。
白浜アドベンチャーワールドには行ったことがあるけど、パンダがいた記憶がない。
姪っ子たちは、小さい時から子パンダを見まくってるというのに。

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今日もまた正面から見られず

東京に引っ越して、上野動物園に行ったとき、初めてパンダをしっかり見られると
思ったら、大人パンダしかいなくてしかもお尻しか見えなかった。
さらに、厩舎が狭くて暗くて湿っていてパンダがとても可哀想だった・・・。

しかし白浜とは違い、見に来る人は段違いに多い。
パンダに渇望しているせいか、子パンダの成長を刻む、ぬいぐるみのバリエーションが
すごい。

IMG_2647.jpgIMG_2648.jpg

こんなぬいぐるみを買う人がいるのだろうか・・・。

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鳴沙山と莫高窟 [旅 外国]

2泊するホテルは、普段からあまり泊まらないラグジュアリーなホテル、敦煌山荘です。

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DSCN9329.JPG民芸調ですが設備は充実


中国に着いてからと言うもの、いろいろな関門が多く、やっとホテルでゆったり滞在
できそうです。
行程上仕方ないとはいえ、たまにはこういうホテルも挟まなければね(最初で最後)。


莫高窟のチケットも手に入れたし、かなり大船に乗った感のあるわれわれ、まずはホテル
のレストランで軽く昼食を。

IMG_E2360.JPGすっかり牛肉麺フリークに
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不思議なお焼きのようなパンと、麺の付け合わせのジャガイモ炒め(これよく食べた)で
まあまあお腹いっぱい。


早速歩いて10分ほどの鳴沙山観光に出かけました。

IMG_2368.JPG突き当りが鳴沙山

鳴沙山は莫高窟と双璧をなす観光地。

ラクダに乗ったり、砂漠の斜面を滑り降りたり、パラグライダーに乗ったり、と、どちら
かというと、中国人は莫高窟よりこっちの方がお好みなんじゃないか、というくらいの
人気ぶり。文化や遺跡と言うより、アトラクション好きなのね。

DSCN9341.JPG鳴沙山の象徴、月牙泉

IMG_2377.JPGラクダの数がすごい(乗る人も)

宿泊している敦煌山荘は、鳴沙山と敦煌の街の間にあり、街中に行きたい場合は、
ホテル前のバス停から路線バスで10分ほど。

ホテルが1時間に1本、街までシャトルバスを出していますが、観光名所と街をつなぐ
バスが頻繁にあり、運賃も2元(35円)なので、何度もバスを利用しました。



鳴沙山から戻り、夕暮れの敦煌の街へ繰り出します。敦煌の街はとても賑やかで、
近代的。

IMG_2413.JPG観光客相手の食事処
IMG_2407.JPG露天市場にはドライフルーツ

ま、見どころと言うものは、お決まりのツーリスティックな屋台広場や露天市場。
郊外に史跡があるらしいけど、苦労して行ってみたら崩れかけの碑があった、という
程度らしい。

ウイグル料理はもう飽きたので、なぜか敦煌で四川料理の晩ごはんを食べて、ホテルに
戻りました。
IMG_E2409.JPGIMG_E2410.JPG

料理が遅いとめちゃくちゃ怒っていたお客さんがいました。おもろいわ。



次の日はいよいよ待望の莫高窟へ。
まずはデジタルセンターと言う施設で莫高窟の映画を2本観ます。

そこから大型バスで莫高窟へどんどんと人が運ばれていき、順番に見学するという流れ。

バスを降りると、斜面に掘られた洞窟が見えてきます。
この山は鳴沙山で、ホテルとは反対側の斜面ということになります。

IMG_2434.JPGおおー、莫高窟だ

外国人は、言語別にグループに分けられ、ガイドさんが案内してくれます。

まずは初っ端、パシャっと撮って(もちろんフラッシュ無し)みんなに咎められた。
撮っちゃいけないって、いつ説明あった?基本か?

DSCN9359.JPG撮影禁止なのに知らずに撮った一枚
DSCN9356.JPGDSCN9358.JPG
IMG_2450.JPGDSCN9367.JPG
DSCN9372.JPGIMG_2459.JPG
DSCN9373.JPGIMG_2443.JPG
IMG_2468.JPG

行った人によるとすごく時間がかかった、というコメントを見たけど、私は、
「え?もう終わり?」って感じだったよ。
ここに来るまで(チケット手配からたどり着くまで)があまりに大変だったからだろうか?

IMG_2460.JPGIMG_2473.JPG

ガイドさんとお別れしてから、ミュージアムショップや書店など、敷地内にたくさんある
ショップで時間を過ごすこともできます。
帰りたくなったら順次出発するバスに乗れば、またデジタルセンターに送ってもらえます。

そこからは、来た時と同じく、それぞれが自力で帰る。

われわれは、また、ディープな中国人が利用するバスに乗って街まで。

DSCN9384.JPG帰りは3元(約50円)

DSCN9383.JPG日程の都合で鉄道は利用できず

真新しい立派な敦煌駅を経由して敦煌の街に帰りました。
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バスタオルの替え時 [気になること]

バスタオルが相当くたびれてきた。
パイル地はヘタってきたし、黒ずんでるし。

DSCN9422.JPG8枚でこの厚み[たらーっ(汗)]

新しいタオルを買ったはいいけど、古いのって、捨てるタイミングがつかめない。
それで(めったに来ない)お客さん用に置いといたりして、また古いのを使い続ける。


やっぱり新しくしたい、と、お客さん用はキープしたまま、また買った。

DSCN9417.JPG6枚でこの厚みフワフワ[揺れるハート]

予洗いしていよいよ使うことになると、収納場所のない古いのは捨てなければならない。
かさ高いバスタオル、ごみ袋に入れて捨てるにはまた若干の抵抗がある。
小さく切って、コンロの油飛びやカビ掃除時の使い捨て雑巾にするか。

いや、切る時、糸くずが出てゴミになるし、その切れ端をストックするスペースもない。


そうやって、意味のない思案の時を無駄にリビングで過ごした古タオルの山は、結局半分
は切られて半分は捨てられたのであった。


しかし、フワフワのタオルはやっぱりいいものですね[ぴかぴか(新しい)]
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