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食の都・広州① [旅 外国]

切符発券の難関を乗り越えて無事、広州に到着した我々。
今回は、地元民のアテンドで、いつになく大船に乗った感あるんです。


お付き合いしてくれるのは、仕事で知り合った外資系企業に勤める中国人のKさん。
出張期間中、我が家に夕食をご招待したことがあります。

Kさん、日本語ペラペラ。特に日本語の文章は、ウチの会社の人間よりも上と思われ。
もちろん英語もできる、バリバリのワーキングガールです。
彼女のお母さんは、若くしてKさんを産んだとはいえ、私と年が変わらない・・・。

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広州市の人口1,100万人!歴史のある街で、古くから商業で栄えた、大阪のような街。
しかし隣接する仏山市でも800万人と、中国人口の多さが伺えます。


一般的に広州は、それほど見どころのある街ではないと言われていて、今回も、香港デモ
騒動が無かったら行くことも無かったんだけど、Kさんが是非にと誘ってくれ、訪問に
至りました。

まずはホテルにチェックインして、お昼ご飯を食べに行くことに。

ホテルはローカルで一番評判の良い『ホワイトスワンホテル』という老舗ホテル。
いわゆる租界に建つホテルで、数年前にリノベーションを済ませ、とってもきれいです。

IMG_3556.JPG反対側にソファー
IMG_3560.JPGシティ・ビューもなかなか
IMG_3558.JPG二泊で3万円弱はお得(朝食なし)

実は、つれあいが33年前に中国大陸を旅行中、このホテルがそびえたつのを覚えている、
という。もちろん当時とは大きく変わっている広州。


早々に地下鉄でKさんおすすめのレストランへ。

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どうなってんの?ってくらい高いビルが林立するエリアに、人気のお店があります。
店構えは風格あり。
お昼ごはん時も過ぎているのに、結構な人が待っていて、15分ほどでテーブルへ案内
される。

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IMG_E3572.JPG茶器もかっこいい

まずは、お茶がやってきました。
広州滞在中、飲んだお茶はすべて白い花の入った菊花茶でした。

そしてKさんはお茶はあまり飲まないとのこと。そんな中国人がいるのか!?!
Kさん曰く、若い人はお茶を飲まないらしい。
こんなきれいなレストランなのに、Kさんは熱心に食器をジャブジャブ洗う。


広州名物は鴨ロースト。美しい盛り合わせがきました。青菜は定番。

IMG_E3573.JPGIMG_E3575.JPG

この日の夜は、海鮮市場(コロナウイルス発生源も海鮮市場!)のレストランと決まって
いたので、既に2時も過ぎてお腹いっぱい食べてはいけないと、オーダー抑え気味で。

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お豆腐の肉詰め料理と、レンコンのスープ。
出て来てから気づいた、かぶった感。でも味は全然違います。
レンコンはほっくほくでお芋のよう。スープも滋味深く、非常にコクがある。
お豆腐の方は、和食の様!

ハッキリ申し上げまして、広州料理、めちゃくちゃ美味しいです。
脂っこくなく、香辛料も気にならず、薄味の洗練された味。

「食は広州にあり」とは本当だったんだね。


非常に満足の食事を終え、支払い時、Kさんとひと悶着。
ここのお支払いだけ、甘えさせていただき、あとはすべて我々が払うという約束を
取り付け、ご馳走になってしまいました。

と、いうのも、メニューを見た時点で、かなりリーズナブルだったから。
このレベルのお店でこれだけ食べて日本円で4千円しなかった!だから人気店なんだ!


次はタクシーで、広州東駅まで。
広州到着後の最大のミッション、広州→香港の在来線切符を買いに行きます。

もう中国のみなさん、キャッシュレスが当たり前。
当然タクシーは、スマホで手配&支払い手続き不要のタクシーアプリ。
ちなみに、Kさんは2年ほど現金を使っていないそう。

IMG_3585.JPGまた来ました

IMG_3584.JPGどこもいつも行列

春節前で、切符売り場はどこもえらい人です。

行程、日付、時間、人数を書いたメモを見せ、Kさんにアシストしてもらう。
ていうか、大きな広州東駅のめちゃくちゃわかりにくい場所にある切符売り場。
ここを探すのに、Kさんですら何人にも場所を尋ねた、と言う。

広州2泊3日の滞在。
帰りの切符を手配して、やっと広州観光です!



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コメント 6

knacke

古い洋館?のような建物に緑、ここは雰囲気がいいですね。
近代的な高層ビルの風景や風水でびっくりなビル、
そしてレトロな街角もあって、面白いですね。
今回はホテルがどこもいい感じです。
レストランでのお食事、真っ白な食器でなかなか垢抜けてる〜!
美味しかったのね、菊花茶はいい香り?どんなお味なのかな。
広州の鴨ロースト食べて見たいです
お茶もお酒も白いご飯も進みそう。
洗練されたレストランでこれだけいただいて4,000円弱?!
お得感いっぱいです。(笑)
ローカルなお友達が一緒だとやっぱりいいね。
by knacke (2020-02-17 20:03) 

ビアンカ

>knackeさん、租界は上海が有名だけど、広州にもあったんです。
”住友~”などの古いビルも残っていたし、ここ以外の広州の街と比べて、
異世界ですけどね(*´Д`)。
マカオでも鴨ロースト食べたのだけど、全く違う料理だった。
菊花茶はジャスミン茶よりもクセがないかな。意外にマイルド。
どこでもお酒を飲まなければ、安い、ってことなんだな・・・(。-∀-)。
しばらくは中国おあずけですけどね。
nice!&コメント、ありがとうございます(^ ^♪
by ビアンカ (2020-02-18 17:47) 

SAMEDI

ビアンカさんがハッキリ申し上げるってことは、相当美味しかったとおみうけするわ。
やっぱ中国料理って日本人に合うのかも。
茶器がほんとおしゃれ。ホテルもシックで素敵ですねー。
by SAMEDI (2020-02-25 01:19) 

MERRY

私、一度だけ、ジムのプールで中国人に
「どちらの国から来ましたか?」と聞かれたことがあります。
その人が広州から来ている中国人でした。
都会なんですね、広州。食の広州、どのお料理も美味しそう!
by MERRY (2020-02-25 08:24) 

ビアンカ

>SAMEDIさん、ハハハ!そうでしょ?ネガティブなこともハッキリ言う
私が「ウマイ!」と言う、ってことは(。-∀-)。
広州、ってこところは今まで行った中国の都市とはまた違う街でした。
nice!&コメント、ありがとうございます♪
by ビアンカ (2020-02-25 15:30) 

ビアンカ

>MERRYさん、中国のホテルのジムで?
広州人は中国の中でもお金持ちが多い、と知り合いが言っていました。
(知り合いは福建省人)
都心では、古ーい小さなアパートでもすっごく高いんですって。
nice!&コメント、ありがとうございます☆
by ビアンカ (2020-02-25 15:34) 

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