“すーちゃん”には賛同できない

漫画を読まないつれあいが、めずらしく後輩に4コマ漫画的なものを借りてきた。

それは、“すーちゃん”という引っ込み思案な女子が主人公の漫画だった。

あっという間に読めるから、あっという間に3冊読んだけど、何やら映画にもなっているという。


今度は小説？また借りてきた！



主人公のすーちゃんは、思っていることを言えない、問題があっても解決策を講じることなく、ひたすら我慢し、でも内にはフツフツと言いたいことを抱えた微妙な年ごろ（30代後半）の女子。

結局、そんな自分が好きで、自分を正当化しているように見受けられるエピソードの数々。
意外にも作家は大阪人だった。こんな大阪人おるんや、イマドキは


漫画のすーちゃんは、心のつぶやきで人を断じていくけど、彼女自身、割と簡単にうそをついたり、無責任な行動がチラホラ見られるのは、お咎めの対象ではない。
ふーん、国谷さん最終回のクローズアップ現代を思い出すな。



そんな折、会社の20代新入社員の女の子と話していたら、
内勤が多くなって、ちょっと太ってしまったのに、地元の友達は誰も本当のことを言ってくれない、らしい。

”すーちゃん”を読んだばかりの私は、
「そうか～、イマドキの若い子は、本当のことを言うことより、傷つけたくないって言う気持ちの方が強いんや～。（それは友情というのか？）」

「○○さん（私のこと）は、私が太ってきたら本当のこと言ってください～！」

と、言うものだから、まったくイマドキでない、さらに大阪のおばちゃんである私、

「よっしゃ！まかしとけ！でも、運動不足と思ってるんやったら、まず運動やで！」

と、すでに入社した時より、若干顔が丸くなった彼女に、本当のことを言えなかった・・・。
女の子に太ったと言うことは、今も昔も、一番デリケートな問題ですからね。

コメント 7

ほっほー、検索しちゃいました。
今、人気なんですね。
映画の予告まで見ちゃったですよ。（笑
人間関係って、言葉選びって、言い方って、他もろもろ含めて、
みんな違うから、なにかと難しい、
やっぱり生きるって、難しいわと思うのでした・・・。
お気楽極楽（笑）に過ごせたらいいのにな。
この本を読んだら、映画を見たら、リアルすぎて？
なんだか疲れそうな予感です。(*_*)
TVでやったら、見てみようっと。（まだまだ先ね・・・。

「世界は終わらない」？
これはどんなお話かしら、気になります。
by knacke (2016-03-18 20:00) 

>knackeさん、検索してくださった？
映画はけっこう有名どころなキャスティングですよね。
でも、役者がゴージャスすぎて、ちょっと違和感ありますけど・・・(。-`ω-)。
私もTVでやってたら観たい。（観るんかい）

同じくまったくイマドキでないつれあいは、すーちゃんにはちょっと賛同して
いるらしく（関連本読みまくってるし）、世代は関係ないのかな。
意外と思ったことを言えない性格とも言えるし・・・。
あれ？キョーレツな値引き交渉は平気なのに？
nice!&コメント、ありがとうございます♪
大量の過去記事、見ていただいて～(*´з`)/
by ビアンカ (2016-03-20 09:28) 

＞濱の寅次郎さん、ライトさん、Ujiki.oOさん、nice!ありがとうございます！
by ビアンカ (2016-03-20 14:04) 

＞hamaさん、nice!ありがとうございます！
by ビアンカ (2016-03-22 20:25) 

中学生のころ、歯に衣着せないウチの母が家にきた私の友達にむかって「○ちゃん、太った？」とよく言っていた。
後日「アンタんち行くとお母さんに太った？って聞かれるから、行きたくない」と言われた。。。
自分が太ってなかったのもあるけど、まだ色気づく前で友達の気持ちに全く気付けなかったという苦い思い出です。
by SAMEDI (2016-03-24 00:44) 

>SAMEDIさん、ほろ苦い思い出だね(。-`ω-)。
お母さんにとって、「太った？」は、あいさつ代わり。
子供のころは厳しかったけど、今となっては友達も、流せると思う～。
でも、お母さん、笑ったｗｗｗ。

仲のいい友達にはハッキリ言います。
「太った」ではなく「痩せろ」と。
そして方法も加えて。
「もう脂肪吸引しかない」って言われますけど。
nice!＆コメント、ありがとう§^。^§
by ビアンカ (2016-03-24 10:04) 

＞MERRYさん、nice!ありがとうございます！
by ビアンカ (2016-03-24 10:05)