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湯治部体験 [旅 日本]

9月半ばの3連休を利用して、3泊4日の東北の旅に出ておりました。

一ノ関で新幹線を下車し、まずは平泉観光。
その後、レンタカーで、秋田の栗駒山のふもとに一泊、駒ケ岳の緑の温泉宿に一泊、
最後は、岩手県花巻温泉郷にある、鉛温泉の藤三(ふじさん)旅館に泊まりました。

ここは、水深125センチの立って入る珍しい温泉、白猿(しろざる)の湯があることで有名で、
温泉の歴史も600年という、鉛温泉の一軒宿です。
若いスタッフも多く、そのせいか、ネットでのプランも充実しています。
一度、こういった歴史ある湯治場の宿を経験したかったので、湯治部屋で、旅館部の
お食事をいただけるプランにしました。なんと8500円!

温泉が素晴らしければ、部屋なんてどんなのでもかまいません。
今まで、湯治部屋のような部屋しかない温泉宿には何度も泊まったことがあります。

し、しかし・・・・。

・・・あまりに古うございました。

平泉と温泉 382.jpg
                  アマンリゾート好きの会社の兄ちゃんは腰を抜かすだろうな

一応、畳の上は掃除はされていますが、永の年月の、汚れや臭いが沈着しており、
雨で湿っていることも手伝って、私は生理的にギリギリの線。窓際の板の間なんて、
今にも抜け落ちそうです。
木枠の窓は、機密性がゼロ。冬場は相当寒さが厳しいと思われます。9月でよかった。
あまりのことに、旅館部に代えてもらうことも、頭に浮かびました。(つれあいは全然平気だそう)

平泉と温泉 386.jpg

聞けば、来月取り壊すそうです。そりゃそうだろうよ。

部屋でいただいた旅館部のお料理は、まずまずでした。
基本夜・朝と部屋食。食べ終わると、お膳を廊下に出します。
他のお部屋のお食事は、小さなお膳に定食のような粗末なもの。湯治部の基本料金が
一泊二食付き4500円とかですから、それが当たり前。

湯治客も少なくなり、取り壊した湯治部は旅館部に建て替えられるそうです。
それもまた寂しいことです。
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ビアンカ

>makimakさん、
hamaさん、
遠霞さん、
yukazoさん、
nice!ありがとうございます!
by ビアンカ (2013-10-07 17:25) 

MERRY

一度、自炊する長期滞在の湯治をしてみたいです。
by MERRY (2013-10-08 10:19) 

ビアンカ

>MERRYさん、こんばんは!
私も、一度1週間とまでは言いませんが、3~4日、自炊の湯治をしてみたい、
と思っています。でも、つれあいの分まで作るのは嫌だな~(爆)。
いつも、nice!&コメントありがとうございます♪
by ビアンカ (2013-10-08 20:17) 

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