最初からつまづく [旅 外国]
準備万端、意気揚々とペルーへと出発した私たち夫婦。
心配していたのは、偽札と高山病と首絞め強盗だけだった・・・。
まず、初日から、トラブルの件。
日本を出発し、まずはヒューストンには着きました(これはさすがに)。
短い乗り継ぎ時間のため、大急ぎでアメリカ入国審査(経由でも入国とみなされます。
ESTA申請も必要)を通過し、リマ行きのターミナルへ移動します。
ヒューストン空港のデューティーフリーなどを横目に、スムーズにリマ行きの飛行機
に乗り込むことができました。
席に着いてからは、日本からのロングフライトの疲れで、うつらうつら。
・・・ふと気がつくと、まだ飛んでない!?
機材故障のため、修理・調整している間、なんと、機内で3時間!
そして結局機材故障は回復せず、飛行機を降りてくれと言うではありませんか
乗客たちでごった返す混乱の極みの搭乗口。呆然とする私たち・・・。
今日中に飛行機を飛ばせるかどうか、航空法では、キャンセルになったフライトは
同日に再度飛ばしてはいけない、云々・・・、結局、その後フライトはキャンセルに。
明日のフライトの詳細は分かり次第発表するけど、今夜は空港近くのホテルに泊まって
くれということになりました。
ここで、私たち、リマ到着後宿泊予定の2万円近くするホテル代をフイにしました。
そして、翌日のクスコ行きの飛行機に乗れなければ、マチュピチュには行けません。
入山制限のあるマチュピチュ遺跡は、完全予約制。そして、マチュピチュへの列車も
全席指定。
加えて、クスコ空港は、有視界飛行のため、明るいうちしか離着陸できないのに、
リマに着いたとしても、乗り継げる便はあるのか。私の頭の中で、グルグルとまわる
最悪の状況・・・。
しばらくして、明朝7:00の便が確定しましたが、ユナイテッド航空は、欠航に
なったフライトのことしか考えてくれません。リマに着いたって、クスコに
行けなければ意味がない!!!
ああ、こんなことなら、全日空のサイトでチケットを取るんだった。いくらかは、
面倒をみてくれたかも、などと、嘆いてみても始まりません。
パック旅行の人も、出発できなければ条件は同じ。不安そうに旅行代理店に連絡して
います。
どうにかして、ユナイテッド航空職員にガブリ寄り、クスコ行きフライトを確保
しなければ。
15:50発のはずが、もう、外は真っ暗。そりゃそうだ、機内で3時間も待ったん
だから。
カスタマー・サービスも、長蛇の列で、なかなか進みそうにない。あちこち奔走し、
なぜかポツンと搭乗ゲートにいる職員を発見。ダメもとで交渉すると、すんなり、
リマ到着日の15:05発クスコ行きフライトを抑えてくれました。
しかし、端末をたたいて、「OK!」というのみで、紙切れ1枚くれません。
インターネット画面で、確認できる?と、聞くと、反映するまでちょっと時間が
かかる、とのこと。
結局、翌朝の搭乗時間直前に、やっとクスコ行きの予約記録が確認されたのですが、
実際に、リマに着いてクスコ行きの飛行機に乗せてもらえるのか、1時間20分の接続
時間で、乗り継げるのか、など、心配案件は山積み。
さらに、迎えを頼んでいた車の時間変更や、これから泊まるホテルへの到着時間の
変更連絡もしなくてはならない。
ヒューストンのホテルでは、隣でぐっすり眠るつれあい。私は、Wi-Fiのつながる
ロビーに何度も降りて、ネットで状況を調べたり、ホテルにメールしたり、心配で
1時間眠れたかどうか・・・、
っていうか、つれあいは、腹を空かせるのみで、現時点でなにもしていません
ある意味スゴイわ
これ、初日ですよ!!! まだ、ペルーに着いていません!!!
翌日7時に飛行機はヒューストンを無事出発し、ペルーの首都、リマに到着しました。
リマには着いたものの、まだ安心できません。クスコ行き出発までもう1時間を切って
います。
国内線カウンターに移動し、焦る私たちを横目に、航空会社カウンターのお姉さんは、
”ヒューストン発が遅れたのね。”、の、ひとことで、カチャカチャと端末をたたき、
搭乗券をくれました。
ああ~、よかった。これで、マチュピチュに行ける。
初日のトラブル発生以降、やっと、ほっとした瞬間です。
アメリカ在住経験のある友達が言うには、南アメリカ便というのは、アメリカと言う国が、 南米を軽んじているせいか、3本に1本は遅延か欠航になるそう。 私たちの場合、往復とも100%遅延・欠航だったので、信ぴょう性は極めて高い。 タイトな日程で南米団体旅行に行かれた方々も、大変な目に遭った人、多いんだろうな。 でも、あまりそういう話を聞かないのは、なぜだろう?
そうして、クスコにたどり着くことがでました。
クスコ空港では、迎えの車がちゃんと来てくれていて、これからが、下の写真が物語る
つかのまの幸せなひとときに。
楽しかったな・・・
マチュピチュ観光を含む、幸せなウルバンバ滞在を終え、クスコへ向かいます。
クスコのホテルまでの送迎に加え、プライベート・ツアーをセッティングしていました。
今回泊まるクスコのホテルは、ダウンタウンからは少し離れているけど、24H送迎を
してくれるし、宿泊するだけではなく、旅のいろいろな手配をしてくれるというのが
選択の決め手でした。
ホテルのスタッフとは、日本にいる時から、何度もメールでやりとりし、旅程の組み
立てに協力してもらいました。
ウルバンバのホテルを出て、まず、行ったところ。
マラスの塩田
塩分を含む温泉が湧き出し、塩田を形成しています。
なんとも不思議な景色。ここは、行ってみたかった。
モライの農業試験場遺跡
少しずつ高度が違う段々畑で、どんな作物が適しているかをみたという、優れた文明
を物語る遺跡。見た目も美しく、興味深い!
あとは、チンチェーロという街に寄り、インカの聖なる谷の観光を終え、ホテル到着。
「明日はアンデアン・エクスプローラーに乗るんです♪マチュピチュより楽しみなんです。」などと、
歓談しながら、チェックイン手続き。
クスコの部屋はごく普通
部屋に入り、荷物を置き、ラウンジのコカ茶などをいただきながらメールをチェック
すると、
明日の列車は、フリアカ~プーノ間の交通ストライキのため、運休。
え?!
心配していたのは、偽札と高山病と首絞め強盗だけだった・・・。
まず、初日から、トラブルの件。
日本を出発し、まずはヒューストンには着きました(これはさすがに)。
短い乗り継ぎ時間のため、大急ぎでアメリカ入国審査(経由でも入国とみなされます。
ESTA申請も必要)を通過し、リマ行きのターミナルへ移動します。
ヒューストン空港のデューティーフリーなどを横目に、スムーズにリマ行きの飛行機
に乗り込むことができました。
席に着いてからは、日本からのロングフライトの疲れで、うつらうつら。
・・・ふと気がつくと、まだ飛んでない!?
機材故障のため、修理・調整している間、なんと、機内で3時間!
そして結局機材故障は回復せず、飛行機を降りてくれと言うではありませんか
乗客たちでごった返す混乱の極みの搭乗口。呆然とする私たち・・・。
今日中に飛行機を飛ばせるかどうか、航空法では、キャンセルになったフライトは
同日に再度飛ばしてはいけない、云々・・・、結局、その後フライトはキャンセルに。
明日のフライトの詳細は分かり次第発表するけど、今夜は空港近くのホテルに泊まって
くれということになりました。
ここで、私たち、リマ到着後宿泊予定の2万円近くするホテル代をフイにしました。
そして、翌日のクスコ行きの飛行機に乗れなければ、マチュピチュには行けません。
入山制限のあるマチュピチュ遺跡は、完全予約制。そして、マチュピチュへの列車も
全席指定。
加えて、クスコ空港は、有視界飛行のため、明るいうちしか離着陸できないのに、
リマに着いたとしても、乗り継げる便はあるのか。私の頭の中で、グルグルとまわる
最悪の状況・・・。
しばらくして、明朝7:00の便が確定しましたが、ユナイテッド航空は、欠航に
なったフライトのことしか考えてくれません。リマに着いたって、クスコに
行けなければ意味がない!!!
ああ、こんなことなら、全日空のサイトでチケットを取るんだった。いくらかは、
面倒をみてくれたかも、などと、嘆いてみても始まりません。
パック旅行の人も、出発できなければ条件は同じ。不安そうに旅行代理店に連絡して
います。
どうにかして、ユナイテッド航空職員にガブリ寄り、クスコ行きフライトを確保
しなければ。
15:50発のはずが、もう、外は真っ暗。そりゃそうだ、機内で3時間も待ったん
だから。
カスタマー・サービスも、長蛇の列で、なかなか進みそうにない。あちこち奔走し、
なぜかポツンと搭乗ゲートにいる職員を発見。ダメもとで交渉すると、すんなり、
リマ到着日の15:05発クスコ行きフライトを抑えてくれました。
しかし、端末をたたいて、「OK!」というのみで、紙切れ1枚くれません。
インターネット画面で、確認できる?と、聞くと、反映するまでちょっと時間が
かかる、とのこと。
結局、翌朝の搭乗時間直前に、やっとクスコ行きの予約記録が確認されたのですが、
実際に、リマに着いてクスコ行きの飛行機に乗せてもらえるのか、1時間20分の接続
時間で、乗り継げるのか、など、心配案件は山積み。
さらに、迎えを頼んでいた車の時間変更や、これから泊まるホテルへの到着時間の
変更連絡もしなくてはならない。
ヒューストンのホテルでは、隣でぐっすり眠るつれあい。私は、Wi-Fiのつながる
ロビーに何度も降りて、ネットで状況を調べたり、ホテルにメールしたり、心配で
1時間眠れたかどうか・・・、
っていうか、つれあいは、腹を空かせるのみで、現時点でなにもしていません
ある意味スゴイわ
これ、初日ですよ!!! まだ、ペルーに着いていません!!!
翌日7時に飛行機はヒューストンを無事出発し、ペルーの首都、リマに到着しました。
リマには着いたものの、まだ安心できません。クスコ行き出発までもう1時間を切って
います。
国内線カウンターに移動し、焦る私たちを横目に、航空会社カウンターのお姉さんは、
”ヒューストン発が遅れたのね。”、の、ひとことで、カチャカチャと端末をたたき、
搭乗券をくれました。
ああ~、よかった。これで、マチュピチュに行ける。
初日のトラブル発生以降、やっと、ほっとした瞬間です。
アメリカ在住経験のある友達が言うには、南アメリカ便というのは、アメリカと言う国が、 南米を軽んじているせいか、3本に1本は遅延か欠航になるそう。 私たちの場合、往復とも100%遅延・欠航だったので、信ぴょう性は極めて高い。 タイトな日程で南米団体旅行に行かれた方々も、大変な目に遭った人、多いんだろうな。 でも、あまりそういう話を聞かないのは、なぜだろう?
そうして、クスコにたどり着くことがでました。
クスコ空港では、迎えの車がちゃんと来てくれていて、これからが、下の写真が物語る
つかのまの幸せなひとときに。
楽しかったな・・・
マチュピチュ観光を含む、幸せなウルバンバ滞在を終え、クスコへ向かいます。
クスコのホテルまでの送迎に加え、プライベート・ツアーをセッティングしていました。
今回泊まるクスコのホテルは、ダウンタウンからは少し離れているけど、24H送迎を
してくれるし、宿泊するだけではなく、旅のいろいろな手配をしてくれるというのが
選択の決め手でした。
ホテルのスタッフとは、日本にいる時から、何度もメールでやりとりし、旅程の組み
立てに協力してもらいました。
ウルバンバのホテルを出て、まず、行ったところ。
マラスの塩田
塩分を含む温泉が湧き出し、塩田を形成しています。
なんとも不思議な景色。ここは、行ってみたかった。
モライの農業試験場遺跡
少しずつ高度が違う段々畑で、どんな作物が適しているかをみたという、優れた文明
を物語る遺跡。見た目も美しく、興味深い!
あとは、チンチェーロという街に寄り、インカの聖なる谷の観光を終え、ホテル到着。
「明日はアンデアン・エクスプローラーに乗るんです♪マチュピチュより楽しみなんです。」などと、
歓談しながら、チェックイン手続き。
クスコの部屋はごく普通
部屋に入り、荷物を置き、ラウンジのコカ茶などをいただきながらメールをチェック
すると、
明日の列車は、フリアカ~プーノ間の交通ストライキのため、運休。
え?!
続き、待ってました~
農業試験場、高低差の試験だったんですねーオモシロい!
塩田は雪の降った田んぼみたいで、既視感モリモリです。
って、のんびり書いてる場合ではなく、初日からヤラレましたねーー。
うーん、旦那さんもスゴイです。やはり大物ですね?!
というか、ビアンカさん添乗員さんになれますね!
やっぱり南米方面はキビシイと判ってて皆さん旅行会社にきっちりパックでお願いするんじゃないでしょうかねぇ。
シンガポールで仕事して帰ってくる飛行機が部品の関係で、
結構遅れたそうですが、JALさん成田の駐車場の延滞料金持ったそうです。
しかし、「つかの間」ですよね?
まだイッパイいろいろ起こりそうな締めくくり!!きゃー。
by nicolas (2013-07-17 15:05)
>hamaさん、nice!ありがとうございます!
by ビアンカ (2013-07-18 09:40)
>nicoちゃん、こんにちわ!
後から、南米に行った知り合いに聞いてみると、現地では、
折りにつけ、「行けるかどうかは分かりません。」
「乗れるかどうかは、行ってみなければ分かりません。」などと、添乗員に
言われていたそうです。
そういうことを考えると、やっぱりせめて日本のエアラインを使った方が安心
です。○ナイテッドのロングフライト初めて乗りましたが、機内食のひどいこと・・・。
こんな目に遭っていると、だんだん普通の旅が物足りなくなるのでは、と、
不安です\(#> <#)/
続き、あります!待っててね☆
by ビアンカ (2013-07-18 09:52)
大変でしたね。
やっぱり日本のエアラインがいい、っていうのが分かりました(^-^)
それにしても、ビアンカさん、すごいタフだなあ、と思います。はい。
by MERRY (2013-07-19 11:34)
>MERRYさん、おはようございます!
タフと言うか、火事場のク○ちからというやつだと思います(^~^;)。
アジアはもちろん、ヨーロッパに行くにも、特に日系エアラインに固執すること
はなかったのですが、日本から南米に行くには、日系じゃなければ、アメリカ
系しかないので、とどのつまり、アメリカ系は避けたいっていうことでしょうか。
でも、ほとんどがコードシェアなので、結局飛ばない時は同じです。
by ビアンカ (2013-07-20 09:22)
>ほーりーさん、わー、いっぱいnice!ありがとうございます!
by ビアンカ (2013-08-05 20:48)