iPhone掏られる in CDMX [旅 外国]
世界一治安のよい日本からメキシコにやってきて、日本のぬるま湯環境にいるのと同じ
感覚で、ペラペラの夏のパンツの浅い前ポケットにiPhoneを入れてメキシコシティの
地下鉄できっちりiPhoneを掏られたつれあい。
ウチのつれあいは、海外旅行の際、パスポートはもちろん、現金もカードも貴重品を
何ひとつとして持たされていませんが、iPhoneだけは仕方がありません。
それまで私が持つんかい!いや、持つべきだった。
ティオティワカン遺跡からの帰り、地下鉄を降りてiPhoneを盗られたことに気づき、
「駅に戻って言ってくる。」と戻ろうとするおめでたい男。
駅員なんて切符を売る人しかいなかったけど、この見事なまでに楽天的な発想はある意味
スゴイと思います。
「新幹線の棚にもみじ饅頭を忘れたときと同じだと思ってるんか!バカモノ!!!」
いえね、いつかはやると思っていましたよ。
ヨーロッパの駅のプラットホームで、荷物からフラフラと離れていくことなんてざら。
カフェの足元にリュックを無造作に置く。
「荷物から離れるな」「バッグを椅子の背にかけるな」「人前でiPhoneを出すな」・・・
20年近く言われ続けているくせに、パスポートやスマホを盗られた会社の同僚を
「どんくさいな。」と、思っていたらしい。
そういうわけで、あまりのショックとマヌケなつれあいに愛想をつかし、ホテルで
突っ伏して泣きました。
「すべて自分で処理しなさい、絶対なにも手伝わないから、
おまえが己の力ですべて処理しろ!」
震えあがってうなずき、フロントに相談しに行った間、地球の歩き方の緊急事態の対応
ページを食い入るように見る。ここを読むことになる日が来るとは・・・。
つれあいは、フロントから日本のスマホ会社に連絡してもらい、iPhoneの通話は止めて
もらってきました。
木漏れ日の警察のオフィス
まずは保険会社へ補償金を請求するのに必要な盗難被害届出証明書を貰いに行きます。
もう地下鉄を乗り継ぐ気力もありませんので、空港から乗った時より高い料金のホテルの
ハイヤーで警察へ。
そして、意外と空いているオフィスでオレオをかじりながら仕事しているお姉さんがすぐ
に対応してくれました。おそらく観光警察な感じ。
ちなみに同じ通りにはHISのメキシコシティ支店がありました。
間抜けな日本人がパスポートやiPhoneをしょっちゅう盗まれるから、すぐ手続きに行ける
ように、警察と同じ通りに構えているのだわ。やれやれ。
スペイン語は全く分からないけど、Google通訳ソフトとゼスチャー半々で、1時間ほどで
書類を作ってくださいました。もうこの人、毎日こんなことやってるから慣れたものです。
メキシコにしてはロスタイムはありませんでした。
お礼を言って帰るとき、同じような目に遭ったであろう外国人カップルが待っていました。
お昼もすっかり過ぎているけど、近所にガイドブックに載っていた美味しいスープ屋さん
があったので、食欲のない時にちょうどよかった。
ソースいろいろ
デフォルトのライム&トルティーヤ
マイルドなスープでホッとする
一段落しても、まだ解決はしていません。
ホテルに戻りコレクトコールでクレジットカードの保険会社のロサンゼルス・オフィス
へ連絡します。保険金の申請や、不正使用など、今後起こるであろうトラブルのために、
被害に遭った現地から届け出しておく必要があるのです。
このスペイン人相手のコレクトコールにてこずるつれあい。
イマイチ伝わらず、つないでもらえません。何度も切ってはまたトライし、なんとか
保険会社につながり折り返しの電話を待ったり、またかけたり。
相当大変そうですが、知ったこっちゃありません。
これで私がやってしまうと、こいつはまたいつものように全然学びませんので。
ちゃんとコレクトコールでつながったのか、「いや~、大変ですわ。」と、日本語で
世間話をしてるつれあい。繋がっているのは日本オフィスらしい。
このコレクトコール、心配でしたが、ホテルをチェックアウトするときに請求された
電話代は数十円だったのでホッとしました。
ちなみに、掏られたiPhoneはロックはかけておりましたが、ApplePayやSUICA、EX
予約(新幹線)、全日空、gメールやその他アプリもオートでログインできるように
なっていました。
おそらく、初期化して端末を売る手口でしょうから、英語すらできないメキシコ人スリ
が、日本語を理解して新幹線の切符を買い転売(どこに?)することはないでしょう。
もう外へ食事に出かける気力もありませんので、晩ごはんはホテルのくだんのカフェで
ささやかなサラダを食べました。
でも、せっかくメキシコまで来たんだから、明日一日楽しもう。
命までとられたわけじゃない。幸い怪我もしていない。
そう心に決めた私でした。
感覚で、ペラペラの夏のパンツの浅い前ポケットにiPhoneを入れてメキシコシティの
地下鉄できっちりiPhoneを掏られたつれあい。
ウチのつれあいは、海外旅行の際、パスポートはもちろん、現金もカードも貴重品を
何ひとつとして持たされていませんが、iPhoneだけは仕方がありません。
それまで私が持つんかい!いや、持つべきだった。
ティオティワカン遺跡からの帰り、地下鉄を降りてiPhoneを盗られたことに気づき、
「駅に戻って言ってくる。」と戻ろうとするおめでたい男。
駅員なんて切符を売る人しかいなかったけど、この見事なまでに楽天的な発想はある意味
スゴイと思います。
「新幹線の棚にもみじ饅頭を忘れたときと同じだと思ってるんか!バカモノ!!!」
いえね、いつかはやると思っていましたよ。
ヨーロッパの駅のプラットホームで、荷物からフラフラと離れていくことなんてざら。
カフェの足元にリュックを無造作に置く。
「荷物から離れるな」「バッグを椅子の背にかけるな」「人前でiPhoneを出すな」・・・
20年近く言われ続けているくせに、パスポートやスマホを盗られた会社の同僚を
「どんくさいな。」と、思っていたらしい。
そういうわけで、あまりのショックとマヌケなつれあいに愛想をつかし、ホテルで
突っ伏して泣きました。
「すべて自分で処理しなさい、絶対なにも手伝わないから、
おまえが己の力ですべて処理しろ!」
震えあがってうなずき、フロントに相談しに行った間、地球の歩き方の緊急事態の対応
ページを食い入るように見る。ここを読むことになる日が来るとは・・・。
つれあいは、フロントから日本のスマホ会社に連絡してもらい、iPhoneの通話は止めて
もらってきました。
木漏れ日の警察のオフィス
まずは保険会社へ補償金を請求するのに必要な盗難被害届出証明書を貰いに行きます。
もう地下鉄を乗り継ぐ気力もありませんので、空港から乗った時より高い料金のホテルの
ハイヤーで警察へ。
そして、意外と空いているオフィスでオレオをかじりながら仕事しているお姉さんがすぐ
に対応してくれました。おそらく観光警察な感じ。
ちなみに同じ通りにはHISのメキシコシティ支店がありました。
間抜けな日本人がパスポートやiPhoneをしょっちゅう盗まれるから、すぐ手続きに行ける
ように、警察と同じ通りに構えているのだわ。やれやれ。
スペイン語は全く分からないけど、Google通訳ソフトとゼスチャー半々で、1時間ほどで
書類を作ってくださいました。もうこの人、毎日こんなことやってるから慣れたものです。
メキシコにしてはロスタイムはありませんでした。
お礼を言って帰るとき、同じような目に遭ったであろう外国人カップルが待っていました。
お昼もすっかり過ぎているけど、近所にガイドブックに載っていた美味しいスープ屋さん
があったので、食欲のない時にちょうどよかった。
ソースいろいろ
デフォルトのライム&トルティーヤ
マイルドなスープでホッとする
一段落しても、まだ解決はしていません。
ホテルに戻りコレクトコールでクレジットカードの保険会社のロサンゼルス・オフィス
へ連絡します。保険金の申請や、不正使用など、今後起こるであろうトラブルのために、
被害に遭った現地から届け出しておく必要があるのです。
このスペイン人相手のコレクトコールにてこずるつれあい。
イマイチ伝わらず、つないでもらえません。何度も切ってはまたトライし、なんとか
保険会社につながり折り返しの電話を待ったり、またかけたり。
相当大変そうですが、知ったこっちゃありません。
これで私がやってしまうと、こいつはまたいつものように全然学びませんので。
ちゃんとコレクトコールでつながったのか、「いや~、大変ですわ。」と、日本語で
世間話をしてるつれあい。繋がっているのは日本オフィスらしい。
このコレクトコール、心配でしたが、ホテルをチェックアウトするときに請求された
電話代は数十円だったのでホッとしました。
ちなみに、掏られたiPhoneはロックはかけておりましたが、ApplePayやSUICA、EX
予約(新幹線)、全日空、gメールやその他アプリもオートでログインできるように
なっていました。
おそらく、初期化して端末を売る手口でしょうから、英語すらできないメキシコ人スリ
が、日本語を理解して新幹線の切符を買い転売(どこに?)することはないでしょう。
もう外へ食事に出かける気力もありませんので、晩ごはんはホテルのくだんのカフェで
ささやかなサラダを食べました。
でも、せっかくメキシコまで来たんだから、明日一日楽しもう。
命までとられたわけじゃない。幸い怪我もしていない。
そう心に決めた私でした。
うぅ、これはとっても大変でしたね。=͟͟͞͞(꒪ỏ꒪)
こういう手続きは日本でも面倒だし、
わかりにくくて右往左往するのに、海外でだなんて。
どんなに気をつけてたって掏られることはあるし、
そうでなくても大丈夫なこともある、
元は言えば掏る方が悪い!のに。
こういうことがあるとどっと疲れは出るし、
楽しいはずの時間が微妙になっちゃうよね・・・。
でも、とっても良い対応をしてくださった感じがします、
「海外なのに。」(この一言は余計だったかしら?・笑)
スープランチがとっても美味しそう!
シンプルな感じがいいな。
パリパリのトルティーヤ、食べたいなぁ。
でもでも、怪我がなくて本当によかったです。
お疲れ様でした・・・。・゚・(*ノД`*)・゚・
by knacke (2018-10-01 23:28)
「新幹線の棚にもみじ饅頭を忘れたときと同じだと思ってるんか!
バカモノ!!!」に、吹き出しちゃいました、スミマセン・・・。
うちも自由な方が、会社帰りに買ったケーキを
網棚に乗せたまま下車し、ケーキは何処へやらが何度か・・・。
いえ、一緒にしちゃってこれまたスミマセン・・・。(*_*)
by knacke (2018-10-01 23:38)
息子のお嫁さんが広島出身なので、「もみじ饅頭」に
くぎ付けでした(笑)。
私は日本の地下鉄で若いころに2回もスリにあってます。
海外ではどうにか大丈夫です、今のところ。
なんか、ほんと大変でしたね。
by MERRY (2018-10-03 09:01)
大変でしたねぇ。泣いちゃいましたか。。。
やっぱり海外旅行ってこういうのあるんですね。
いやほんと災難でしたが、スリでよかったと思いましょう。
強盗だったら、ケガするくらいじゃ済まないですものね。
by SAMEDI (2018-10-09 00:33)
>knackeさん、多分、メキシコシティの地下鉄内では、つれあいはカモ中のカモだったと思います。
パンツの薄い生地にiPhoneの形が浮き上がっていましたから、ここに
入れてるよー、てなもんです(-ω-)。
日本に帰って会社の友達に話したら、パスポートを盗られる方がマシ、
とおののいていました。イマドキはそういう派も多いでしょうね(。-`ω-)。
自由人さんのケーキは、それ取りに行ってもダメだね。腐ってる・・・。
自由人さんが買うのだから、きっとご本人がすごく食べたくて買ったん
だろうに(*´Д`)。
ゴミは持って行くのに、ケーキはおいてっちゃうんだね(涙)。
なんかね、メキシコシティの洗礼を受けて以来、のんびり国内温泉旅行
がやっぱりいいなあ、と思う今日この頃。
東京島しょエリアとかね♬
nice!&コメント、ありがとうございます(=゚ω゚)ノ
by ビアンカ (2018-10-09 23:33)
>MERRYさん、日本の地下鉄でスリ!!!しかも、2度も!
日本も昔に比べたら随分治安が良くなったということですね。
お嫁さんのご実家はこの度の水害は大丈夫だったのでしょうか?
治安のよい日本ですが、旅行者が旅の途中で災害に遭うって、めちゃくちゃ
怖いと思います。
nice!&コメント、ありがとうございます☆
by ビアンカ (2018-10-09 23:37)
>影風響さん、nice!ありがとうございます!
by ビアンカ (2018-10-09 23:39)
>SAMEDIさん、なぜか涙が出ない「泣き」です。
そうなんですよね。お金のためなら平気で命も取る人が多くいる国のよう
ですから、不幸中の幸いでした。
つれあいは、このぬるま湯社会日本に戻って来てから、しばらくなぜか
無駄に警戒MAX状態でした。
nice!&コメント、ありがとうございます♬
by ビアンカ (2018-10-09 23:44)