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ストレスを力に? [映画・本]

とうの昔に話題になった、「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」という本
を、いまさら読みました。

DSCN7649.JPGスタンフォード大シリーズの第2弾らしい

内容に半信半疑なので、ハードカバーを購入するまでもなく、図書館で予約しましたが、
半年?1年近く?待ち状態。やっと順番が回ってきたと思ったら、長期の旅行に出て読み
きれずに返却。
つかみ的にはよさそうだったので、また懲りずに予約して、トータル2年くらいかかった
でしょうか・・・。


ストレスだらけの世の中、確かに、ストレスは寿命を縮める要因と認識していました。
ストレスは免疫力を低下させる、免疫力が低下すると病気に付け込まれる、ガンになる、
死に至る・・・。

メニエール病で通院していた時、薬ばっかり処方する私立大学病院の無責任な医者は、
「小難しいことを考えずに、ストレスのない生活を心がけてくださいね。」
「小難しいこと」!?、患者に、しかも年上に面と向かって言う言葉か?と、
毎回言ってたけど、ストレスの原因になるすべてから解放されることなんで無理と
いうもの。



”ストレスを力に変える!?!”

免疫力を低下させる存在でなくなるだけでなく、そのストレスが、力に?!


中にか書かれていたことは、

”ストレスから目を背けず、原因を明確にし対策を練る”【そのままよりは不安は減る】
 → これは実践してる。

”ストレスはよい効果をもたらすこともある”【競争によってより良い結果をもたらす】
 → これも分かる。

要は、心の持ちようである、ということか。

しかし、

”人助けは喜びを生み、ストレスが健康へ害を与えるのを防ぐ”

という一節。


なんですと!?

人のために費やす努力は、自分に幸せをもたらす、と?


世の中のボランティアを一所懸命する人々を、ただ「偉いな~、私にはできないな。」、
里親になり、何人もの身寄りのない子供を巣立たせるあの立派なご夫婦は、「仏様の
生まれ変わりなんだ。」、と、思っていた・・・。

人のために何かをすることは、自分のことをする以上に喜びや満足感がもたらされる、
というのなら、つまらない価値観にがんじがらめになっている私などはどうなるの?
ほとんど自分や身内のためだけにしか時間やお金を費やしたことのない私が、人助け
で喜びを見いだすことができる!?



私の場合、色々な経験から、ストレスをなくすため編み出した答えは、

期待しないこと

でした。
すべてのことは、「まあ、こんなもんか。」というスタンスで、まずまずの効果を
得ていると喜んでいたけど、今考えると非常に受け身で利己的。

そんな私に、ストレスを力にする他己的な方法を教えてくれたこの本。
何年も待って読んだかいがありました。買いなさいよ

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コメント 4

SAMEDI

最後の人助けの一節、私もちょっとえ?ってなった(笑)
お国柄なんだろうか?my pleasureってわけですね。
人助けってそこに困ってる人がいるからする当たり前のことで、喜びっていう発想はなかったわ。。。あ、でも、困りごとがなくなってよかったね、とは思うから、そういうことなのかしら??
by SAMEDI (2017-05-22 01:02) 

ビアンカ

>SAMEDIさん、欧米の人って、教会の寄付の精神とかすごいですものね。
ボランティア活動にはある満足感が生まれるとは思いますが、意味のある
ものであればあるほど、喜びに変わり、それが精神を健康にする・・・。
余裕がないと無理かなあ、と考える私はまだまだなんでしょう。
と、結論付けてはいけません。頑張ります。
nice!&コメント、ありがとうございます☆
by ビアンカ (2017-05-23 10:30) 

ビアンカ

>サイトーさん、AKIさん、MERRYさん、nice!ありがとうございます!
by ビアンカ (2017-05-23 10:30) 

ビアンカ

>knackeさん、nicoちゃん、マルコメさん、
nice!ありがとうございます!
by ビアンカ (2017-06-02 12:49) 

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