入れ物オタク

半年以上ご無沙汰しているところに、しれーっとアップ。

直径35㎝深さ15㎝

アルミの特大ボールは、母校の小学校の給食室が閉鎖の折、母が2つ貰って来たもの。
おそらく、使われていた時から50年は経っているかと思われます。
東京へ持って帰る、または送るには大きすぎて(とても軽いのだけど）ずっとお預けだった。

先日、ようやく持って帰ることができました。

姉家族が餃子を作る時に欠かせないアルミボウル。
めっちゃ使い込んだ方を貰って来たみたい。
まあ、味があってよろしいわ。



一緒に持ってきた真鍮の入れ物は鉢カバーに。
日当たりのいい部屋に引っ越したこともあり、室内にグリーンを増殖中のため、鉢カバー
の出番多し。
入れ物オタクの母の遺伝子をきっちり受け継いで、大切に活用しております。

まずは東郷温泉

関西に戻って初の温泉旅。
ちょっとノルマ感を軽減するために、刻んでまいります。


そんなわけで、交通費を安く上げようと、神戸から鳥取駅まで高速バスで。

ひとり片道3500円は特急の半額！

運賃は安く所要時間も鉄道より短いんですから、いいとこだらけ。
バス旅も割に好きなんです。

鳥取は何度か旅をしていて、鳥取駅も降りたことがある。
その時は、冬でもっと暗く、確か駅前のおじちゃんが握るお寿司屋さんでランチをした。

今回は、ちょっと歩いて見つけたよさげなイタリアンでランチ。
天気もいいし、昼からビールとワインは、旅の醍醐味だ。



パスタランチは900円。お肉（ポークステーキ）ランチは1000円。サラダもパンも
付いて値打ちがありました。

歴史ある地元の映画館

駅に戻り、今夜の宿まで普通電車に乗ります。



やってきたのはコナン列車。鳥取県はコナンとゆかりがあるらしい｡



日本海を見ながら小一時間。



駅から歩いて5分くらいのところにある東郷温泉、日本初の国民宿舎が今夜の宿。
源泉かけ流しの豊富な湯量と、湖を臨む景色も立地もよいから、第一号なのね。



一泊1万円ですので、夕食にはカニは供されません。
我々は、カニがあまり好きではなく、カニより地元のお魚が目当てなので、問題なし。



ひととおりのお料理が並びます。お肉はちゃんと和牛の風味。



宿泊客はそこそこいますが、お風呂は常に貸し切り。
飲泉は不可だけど、一応、源泉かけ流しのよう。
衛生的に夏は若干の塩素が加えられるらしく、泉質にうるさい人もあまりいないんですな。



鉄腕DASHの0円食堂で、確か鳥取県でのロケは食材もあまり集まらず、最後の食事の
時も、地元の人は2人しか来なかったから、寂しいところなのかと思っていた。

鳥取には、ああいうやらせ番組おきまりの、テレビ的に好まれるノリのいいお調子者が
いないだけなんだろう。


実際は、フロントも食堂もスタッフはみなさん地元の方々の様で、非常に親切で感じが
良い。むしろ、リーズナブルな宿泊料金にもかかわらず、温かい接客や細やかな気配り、
労を惜しまない態度に感動さえ覚えたくらい。

温泉も食事も、気持ちよく過ごせた日本第一号国民宿舎でした。

甘味より野菜

鳥取県の温泉に行ってきました。

温泉のことはのちほどで、まずは新鮮なうちにお土産ネタ。

田舎に行くと欲しいものはとれたて新鮮野菜。
鉄道の旅なので制限はあるけど、帰りにいろいろ買ってきました。

山盛りベビーリーフ350円

あとは、キャベツに小松菜、黒豆の味噌、切り昆布、国産きくらげ、唐辛子、月桂樹･･･。

他にも欲しいものはいっぱいあるけどこれくらいに。

早速帰って食べましたが、ベビーリーフは感動の美味しさ。
ふたりで2日たっぷり美味しくいただきました。

いびつなホットケーキ

ホットプレートの中央が窪んでいるので、ホットケーキを２枚焼くと、どうしても
真ん中に集まって合体してしまうんですよ。

まあ、いいんですけどね。



ところで、ホットケーキって、みなさん、ホットケーキミックスで作ってますか？

私は厚みのあるホットケーキより、ちょっとゆるめで甘さ控えめのパンケーキ系が好き
なので、ミックスじゃなく薄力粉で作った方が好みかな。



でもね、パンケーキくらいの固さにすると、ウチのホットプレートに乗せた段階で、
既に巨大な一枚になっちゃうんですよね。


頂きもののおしゃれなホットプレートなんで、文句は言えないんですけど。

有名人のマンション探し

なにげにTVを見ていたら、見慣れた石炭発電所の煙突や駅前の高層マンションの景色が。

それは、高山なおみさんの暮らしぶりを特集する番組だった。

なになに？神戸に住んでいる？

六甲？

六甲のあちこちで拾った松ぼっくりたち

番組が終わってからちょっとググってみたら、確かにウチの近所である。
窓が異常に大きくて、50年以上前に外国人居住者用に造られた住居らしい。


私は料理は好きではないが、昔から、きょうの料理のＴV番組や料理本が好きで、
料理研究家通なんである。

料理研究家とは少し違うけど、もちろん高山なおみさんも知っている。

TVなどで見かけることがなくなって久しい彼女が、もう60歳をとうに超えたお歳に
なっていてびっくり。

そして、今は料理家というより、エッセイストや絵本作家的なことをされていて、
数年前に神戸に移り住んだとのこと。



ところで、番組の中で葉付きのニンジンやビーツを買うシーンは、まるで近所にそんな
おしゃれなマルシェがあるみたいに見える。
そんなものは、駅前のいかりスーパーにも売ってないのに、TVの編集は怖い。

それは、山を降りて電車に乗って、お宅からざっと40～50分ほどはかかるであろう、
たまに旧居留地で開催されるマルシェだった。
ちゃんと見てなかったから、説明があったのかもしれないけど。

このへんは、クレソンを買うのも大変なのにな。

ウチの玄関から見えるお宅


ロゼワインか果実酒のようなものを飲みながら、ささっと調理した珍しい野菜料理を
大きな窓の前に配置したテーブルで食べる高山さん。
（ベジタリアンになったのかと思ったら、そうじゃないみたい。）


仮住まいだからできるのか、作ったり食べたり住まいの隅々までを公開していて、
それ自体が作品のよう。あ、日々の出来事までも。


ググってると、えらくアンチも見られる。

小説家とか画家みたいに、絶対的な才能を持っている感じではないのに、多くの人に
人気のある高山さんへの、嫉妬混じりの感情のせいか。
優れた才能に接する機会のある一流の編集者たちが、彼女の周りに集まってくるのだから、
スゴイ人なんだろう。そろばん勘定もあるかもしれないけど。

そして、ご本人は、おっとりとしているようで、中には激しいものを持っているのでは。
自由で、野性的な、彼女のような生き方はなかなかできるもんじゃない。

ウチから見える夕暮れ

東京だったらザラだけど、駅からはもちろん、最寄りのバス停からも遠く、造りは
斬新でもあんなあんな古いマンション、関西では面白がって住む人は少ない。
（高円寺で友達が住んでいたアパートを思い出した）
実際、半分以上は空き部屋とのこと。

人里離れて干渉する人もおらず、自然が豊かで眺めのいい場所は、彼女にとって
理想的な場所なのかもしれない。神戸はちょうどいい田舎だから。


番組で、すごく楽しそうにパンの耳をこんがり焼いて食べている高山さんは楽しそうで、
六甲をとても気に入っているのが伝わってきた。

たまにお弁当

仕事場が家に近いので、毎日お昼ご飯は帰ってつれあいと食べる。

でも、つれあいが映画に行ったりするときは、たまにお弁当を持って行く。

職場の人はお弁当の人が多くて、毎日のことだから、残り物をささっと詰めた感じの
や、カップ麺やパンの人も。

私のは、いつもTHE お弁当。

自分で作っているから、わくわく感はないけど、食べる楽しみは意外とある。
そして、卵焼きラブ。

冷凍食品も入ってます

母の50年以上前のわっぱ弁当箱

切り落とし肉の巻き巻き

やっつけの時もある

基本つれあいの分も作る

蓋が締まらなかったときの弁当

煮物があると助かる


姪っ子たちが使わなくなったスープジャーを貰って来たから、スープジャー・ランチに
挑戦してみたい。

金の成る木はやっぱり枯れる？

引越しの際、持って行けない鉢は、お向かいの奥さんに相当貰っていただいたんですよ。
黒帽子やヒューケラやグリーンネックレスの鉢を、少し前から植え替えたり、見栄えよく
整えて。

鉢植を置く場所が、ウチは西側、お向かいさんは東側、と、生育環境が逆なので、
ちょっと心配だったんですけど。

あと、産業廃棄物にしないといけないレンガをたくさん。
花壇の囲いに欲しかった、と言ってくださって。
ホントにありがたやありがたや。


さて、元は多肉植物の寄せ植えパーツだった、ベンケイソウ、別名金の成る木。
小さな鉢の中で他の多肉を圧倒して、ベンケイソウだけどんどん成長。
つれあいが、纏足みたいだからどうにかしてやってくれ、と言うから、鉢替えしたら、
さらに巨大化して、持て余し気味に。

雨ざらしで、ここ数年構ってもあげなかったから、だんだん元気がなくなっていて、
そんな鉢をお向かいさんに差し上げるわけにもいかず、連れてきました。
捨てていくのも縁起がよくないと。名前が名前だけに。


しかし、その家の経済状態を知ってか知らずか、あんなに旺盛だった金の成る木も
枯れるんだな。って。

もう、幹はカスカスでブヨブヨ。土はカッチカチ。
経済状態、というより、私のせいなんですけど。

いやね、植物って、その家の気を表すんですよ。
少なからず、そのせいもあるかと。


カッチカチの土のまま放置していましたが、思い立って、ダメもとで悪い所を
バッサリ切って、鉢もサイズダウン。いい土を入れて陽によく当てて養生させよう。
幸いに、日当たりはバツグンなのでね。




ん？

あれ？

出てきた？

なかなかやるな！モンテール

阪急電鉄六甲駅前に、ケーニヒスクローネがあって、150円のクローネを買うだけ
でもコーヒーや紅茶が無料でいただける。

つれあいはクローネ専門

そのお得さ加減に驚いて、もともと甘いものを食べないのに、一時は通り過ぎる度に
何度も行って、だんだんしんどくなってきて行くのを止めた。


山の上の家から、さらに山を登ったところにコープがあって、ウォーキングの途中に
せっかくだから、と、軽く買い物をすることがある。

そこのスイーツ売り場で、シュークリームやエクレアを買って食べたら、すごく
美味しかった。


さすが神戸やな！スーパーのスイーツもレベルが高いわ！

と、袋を見たら、モンテールという埼玉の会社だった。

ふむ、埼玉と言えばガリガリ君。埼玉恐るべし。

そういうわけで、申し訳ないけど、今はクローネよりモンテール一択で、いろいろな種類
の商品を楽しんでいます。

乾燥大豆

年末に、いい乾燥大豆を安く大量に手に入れまして、味噌でも作ってやろうかと、
早速、クロワッサンの特集号を購入。

ふむふむ、大豆400ｇに対して米麹が800ｇ要ると。

やる気満々

ファッション記事もよい（今号はなかったけど）

近所の米や地酒を扱うお店で米麹を探してみたら、400ｇ1000円近い
え？これが倍、要るってことでしょ？

それに、冷暗所で保存して半年以上かかるそうだから、ド素人の初味噌作りには、
コスト的にもリスクがあり過ぎる。
2000円あったら、地方の美味しいお味噌をいろいろ買える、っちゅーねん。


てなわけで、気を取り直して、あっさり方向転換。
まずは一晩浸水後の煮る作業から。

いろいろ方法ありますな

ちょっと固めに茹で上げて、鍋のまま粗熱を取る方法で、ゆで汁ごと冷凍保存。

今日は、五目煮豆。冷凍したもので後日、ミネストローネを作ろう。

主夫やってます！

ウチのつれあい、実は去年から主夫業に専念しています。

長く働いてきたので、もういいんじゃないか、ってことになりまして。

あと数年したら民間の個人年金が支払われるし、ちょっと先だけど、65歳からは
公的年金が始まるし、それまで倹しくやっていこうということになりました。


今後、フルタイムの仕事をするつもりは無く、興味のあるジャンルの仕事（なぜか
デパ地下の接客業とかに興味がある）のアルバイトがあったらやってみてもいいけど、
現実は厳しそう。

区役所に行って、初心者ボランティア活動の講座に出てみても、いくつか参加して、
独り暮らしの人にはがきを書いたりしてみても、ちょっと違うらしい（分かるわ）。


とりあえずは、掃除、食事の用意と、主夫業はちゃんとやった上で、金融機関や役所
におつかいに行ったり、好きな映画を平日の安い料金で観たり、美術館鑑賞に出かけたり、
六甲山へお散歩に行ったりと、日々、のんびり過ごしています。（いや、めちゃくちゃ
忙しいらしい）


さて、この1月で去年（東京）の住民税、国民健康保険や国民年金の社会保険料の支払い
などがやっと終わりました。
退職した後の社会保険関係の支払い、っちゅーものが厳しいとは知っていたけど、
ホントに大変でした。
雇用保険の給付の半分近くはそれらの支払いのために無くなりましたわ。

家賃くらいしか賄えない私のパートですが、つれあいを扶養家族に入れることができて、
今後の社会保険料の負担も押さえられることになり、ひと安心。この負担軽減は大きい。


ところでつれあい、主夫業で買い物の重要性を学びました。
以前はレシピありきで好き放題買い物していたのが、今ではスーパー3軒回ってます
（だから忙しいんか！笑）。

そんな時に、安い輸入牛のステーキがあったら作る牛肉のマリネステーキ。
臭みが和らいで、なかなかいけます。

和牛でなくていいんです

今では名もなき家事もやっているつれあいです。